【銀 魂】*引きこもりの狐*/男主/

☆番外編2☆　言ってない ページ33

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土方side


『ひっじかった殿〜めでたい、めでたいな！』

頬を赤く染め、ニコニコ顔の狐。

土方「ありがとよ…おい、誰だ。狐に飲ませた奴！」

総悟「狐さん、面白いでしょう」

ひょっこりと、俺の横に現れる総悟。

土方「お前か…」

『おーい！もっともっと酒持ってこいー！』

「「いぇーい！」」

隊士と盛り上がる狐。

総悟「これ、明日見せたらどんな顔しやすかね…」

ぷふふと、笑いながら携帯で写真を撮る

土方「…程ほどにしてやれよ」

『なんだ、土方殿！！俺は、ほどほどなんて許さん！！！ほれ、飲むのだ！飲め飲めー』

土方「ん…ちょっ、辞め…」

無理矢理、焼酎の瓶を口に押し付けられ蒸せる。

『あぁー！折角の酒をこぼしたな！！』

「狐ちゃん！舐めて飲むんだ！！」

「そうだそうだ！！」

酔っ払った隊士から野次が飛ぶ。

土方「テメェら…明日覚えとけよ？」

「「ひぃっ！」」

『舐めて、飲む…』

そう呟き、しゃがみこむ狐。

土方「ちょっ、き、狐？」

『…なんだ？』

そうこっちを見た目が鋭く光り、背中に嫌な汗が垂れる。

『舐めて…舐めて…舐め…て』

と、俺に近づく顔。

土方「き、狐、正気に戻ろう。大丈夫、お前なら戻れる」

肩を掴み距離を取るが、逆に掴み返され引き寄せられる。

土方(っ…この酔っ払い力が強ぇ…)

『土方殿…』

色っぽく呼ぶ狐。

土方「…っ」

半分諦めかけたその時…

『おやすみぃ…』

バタリと、こちらに倒れて来た狐。
思わず腕で抱き止める。

『スースー…』

総悟「こりゃ、寝てやすね」

ツンツンと頬をツツく。

総悟「ねぇ、土方さん。諦めかけてたでしょう？最後の方抵抗してなかったですもんね？舐めて貰う気満々だったでしょう？？」

ニヤニヤと、総悟が詰め寄る。

土方「そ、そんなわけあるか！コイツは、任せる。俺は近藤さんと飲み直して来るからよ」

狐を総悟に押し付け近藤さんの元へと向かう。

土方「…明日、総悟に思いっきりからかって貰おう」





(もういいですぜ、狐さん。)
(…ったく、何故俺がこの様な事を…)
(土方さんを癒すためでさぁ。)
(ひ、土方殿ってショタこんだったのか？！)
(まぁ…今、自分でショタこんって…)
(言ってない)
(…ショタ
(言ってない)




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結局ネタバラシされて、土方さんがからかわれるのを願いつつ土方さんが生まれて来てくれた事に感謝です…

逃げる→←☆番外編☆　オチ

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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あずきいろ

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8

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