ブースター ページ4
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土方side
『…早う』
宴から一日。
狐のテンションは見るからに低かった。
土方「き、昨日は疲れたろ?よく眠れたか?」
ミスのフォローもしっかりせねばならない。
『大丈夫だ。副長殿に心配されるまでもない』
それよりこれからは自分の身を心配するのだな。なんて、殺気篭った目で見られる。
総悟「あんれぇ、これはこれは…結局、部屋に戻りやがった狐サンじゃあないですか」
上手く逃げやしたねぇ。
『…』
総悟「言い返せねぇのかい?」
勝ち誇った様に笑う総悟に目もくれずただ遠くを見つめる狐。
『沖田殿』
総悟「…なんでぃ?」
『勝負はお好きか?』
その言葉は部屋にいた隊士全員を振り向かせた。
ーーー
土方side
土方「両者、手を床に付け」
朝の会議後、狐が持ち掛けた『勝負』が行われようとしていた。
近藤「これより、一番隊沖田総悟と副長補佐立花狐の、ゲーム・剣技の二本試合を行う…では、行くぞ!!よーい始め!」
近藤さんの声と同時に握られるWi○リモコン。
たったらたらー
狐が操作し、カートゲームが始まる。
ターッ
ターッ
ターッ
ブォォォン
両方のスピーカーからブースターが成功した音が聞こえる。
並び順によって、総悟が一位で狐が二位。
両者、ハンドリングが難しいながらもスピード、加速のメーター等早さだけを考慮したバイクを選んでいた。
8レースの点数制。
一位15点、二位14点…と、続き最下位は0点となっている。
総悟「ちっ…」
狐が投げた赤甲羅で一気に5位へ転落する総悟。
NPCも最強設定なので、中々侮れなかった。
『…っやべ…』
狐の焦った様な声が聞こえる。
目を向けてみれば、狐に爆発する羽甲羅放たれていた。
すると、狐は何を思ったかブレーキをかける。
…でも、もうぜってー狐に…
と思ったその時、総悟が通りすぎた瞬間狐がその後ろにピッタリとつく。
総悟「…っ、てめ!性格悪ぃぞ!」
『沖田殿が言えた事でも無かろう』
してやったぜ…なんて言葉が聞こえてきそうな悪い顔をする狐。
そう言っている間に羽甲羅は、狐のバイクの頭上に到着し二人の車を…
その瞬間予想外のことが起きる。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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イッちゃんことイツキ - めちゃくちゃすっきゃねん。続き待っとるよ? (2019年8月14日 23時) (レス) id: a379afff4d (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - 月夜 黒輝さん» コメントありがとうございます。長らく更新を止めてしまい申し訳ないです。私自身もなんとか完結には持っていきたいと思っていますので、出来るだけ早く最終話をお届けできるよう頑張ります。ご意見ありがとうございました! (2018年11月23日 1時) (レス) id: ed76086949 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 黒輝(プロフ) - 続きは無いのですか!もうすぐで終わりそうなものなので完結までみたいです! (2018年11月21日 3時) (レス) id: 9616d08dd2 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - あこさん» コメントありがとうございます!更新頑張りますm(*_ _)m (2017年12月7日 23時) (レス) id: ed76086949 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - 更新待ってます!!wkwk (2017年12月4日 19時) (レス) id: 776ad2af11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルキークイーン | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月4日 1時