踏んづけた19 ページ20
貴方「…今日は色々な事がありすぎたな…」
ふと思えば、始業式である今日はほんとうに色々あった気がする。
貴方「…みっちゃんに、明日早速言わなきゃだな…」
お風呂からも上がった私は、スマホを片手に濡れた髪のままｺﾞﾛﾝとﾍﾞｯﾄﾞに横たわる。
そして私はそのまま、深い眠りについた＿＿＿＿
〜翌朝〜
瑞季「Aっ♪おっはよ！」
いつもの待ち合わせの峠の信号機前で、みっちゃんは変わらず元気な挨拶。
貴方「おはよう、みっちゃん。」
瑞季「今日さ、身体測定だって〜マジ最悪〜」
みっちゃんはだらんと一気にﾃﾝｼｮﾝが下がり、私とみっちゃんは並んで歩き出す。
貴方「えぇ…そうなの！？
うわぁ、私絶対体重増えてるだろうな…」
瑞季「Aはんな事ないって。あたし何かただでさえ2�埖世辰燭�らさ〜」
貴方「何さ、みっちゃんは細いじゃーん。」
瑞季「そう見えるように頑張ってるだけ〜」
貴方「えー、何それー」
いつも通りの私とみっちゃん。
そんないつも通りが嬉しくて楽しくて、顔がにやけそうになるのを両手で押さえる。
瑞季「あ、ﾌﾟﾘﾝｽだ。」
貴方「えっ…！」
そう言って前方を指差すみっちゃんと私の先にはﾎﾟｹｯﾄに手を入れ、片手に携帯を持って歩いているﾌﾟ…総悟君の姿。
瑞季「…どした？急に動揺して。」
みっちゃんが不思議そうに私を横目で見つめる。
貴方「う、ううん。気にしないで…」
そして前方を歩く総悟君はあっという間に女子達によって、行き手を省かれる。
女子1「キャーーっ！//あの！沖田先輩！良かったらこれどうぞ！//」
と、手作りクッキーを差し出す女子。
沖田「ありがとう。大事に食べるね？」
女子2「あの沖田君、良ければこのチケット、今度二人で…//」
頬を染めて恋愛ものの映画チケットを差し出す女子。
沖田「あ、それ俺が観たかったやつだ。…今度、時間があれば。ね？」
女子3「あのね、これ今朝作り過ぎちゃって…良かったらお昼にでも食べて？//」
と、絆創膏だらけの手で可愛らしい小包の弁当を差し出す女子。
沖田「ほんと？すげー嬉しい。ありがたく貰うよ。」
切りのないこの光景は、思わず口から手が出そうなくらい…
貴方「ま、毎日こんなんなの…?」
唖然とする私に“当然”とでも言うようにみっちゃんが言う。
瑞季「こんなのﾌﾟﾘﾝｽにとっては日常茶飯事よ。」
どうりで人間性があんなに歪む訳だ…←禁句
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たこ焼き - また、更新されてる(*￣∇￣*)ありがとうございます!! (2015年5月9日 1時) (
レス) id: f4de1a5df2 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - ご入学おめでとうございます！！これからも頑張ってください！応援しています！ (2015年4月26日 18時) (レス) id: 10049cc502 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 作品更新されてる!!d=(^o^)=b 高校御入学ほんとにおめでとうございます！(*^^*) (2015年4月15日 1時) (レス) id: f4de1a5df2 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 入試お疲れ様です！作品楽しみにしております!! (2015年3月28日 17時) (レス) id: f4de1a5df2 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やばいぃぃぃぃ萌えるわぁぁ (2015年2月4日 20時) (レス) id: b6ae7916eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キルサ@サブ | 作成日時：2015年1月27日 0時
