検索窓
今日:1 hit、昨日:22 hit、合計:93,963 hit

初陣 ページ16

.
「お待ちしておりました、リムル様。出撃用の武具の準備、整っております」

シュナに渡された真紅の着物とそれに合う鎖帷子などの装備を身につけ愛刀の紅蓮を携えた
そして

「___じゃ、行くとするか」

その号令と共に俺たちは出陣した

・・・・

出発して三日、事態は起こった
リザードマンの首領の娘は、兄たるガビルが謀反を起こし首領を幽閉、延いてはオーク共を退けるつもりなのだと言う
そしてリザードマンを助けてほしいと願う
それに答えたのはまたシオンであったが、リムル様が娘を首領の代理と認めその場で同盟は締結された

「同盟相手なら助けに行く。当然だろ?」

・・・・

湿地帯まで移動し到着した頃には月が空で輝いていた

「思うんですがリョウカはオーク共を駆逐しようとしてこの場に来ているんじゃないですか?」

シオンがそう述べる

「確かにのう。あの子は仲間を失うことを極度に恐れてあるからのう」

ハクロウまでもが同意した

「ま、居たら居たで見つかって良かったと思うべきだろうな」

そう言って話を締める
その時、リムル様から思念伝達が繋がる

『お前らの探してるリョウカってのは黒髪の短髪で毛先が赤いんだよな?』
『はい、そうですよ』
『やっぱりか…そのリョウカなんだが、居るぞ、ここに』
『!!本当ですか?!』
『あぁこいつだろう?』

イメージで見せられたのは上空から見える一人の戦う姿
間違いなくリョウカだった

「噂をすればなんとやら、だな」
「そうですね、予想通りです」
「では、行くとしますかのう」

シオンとハクロウはその口元に笑みを浮かべた
そして俺も新しく振るう力と探していた幼馴染に会えることに心躍らせた

ゲルミュッド→←里に残された墓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
168人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

よもぎ(プロフ) - ツバメさん» 確かにその絡みは面白いことになりそうですね!いつか本編で書こうと思います!コメントありがとうございます!! (2021年12月1日 5時) (レス) id: f17afc0b50 (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 面白いです カランコエにディアブロを合わせた際の絡みはある意味慌てそうです ギーとディアブロは彼で遊ぶと思いますし 見たいです (2021年11月28日 22時) (レス) @page27 id: 020ea1b549 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ(プロフ) - シディアさん» ありがとうございます!亀よりもカタツムリよりも遅い更新ですが完結はさせるので気長にお待ちくださいッ!!! (2021年8月19日 9時) (レス) id: 351f18ba12 (このIDを非表示/違反報告)
シディア - とっても面白いです! 更新頑張って下さい!応援してます。 (2021年8月17日 2時) (レス) id: 939d5c7779 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:よもぎ | 作成日時:2019年12月24日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。