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『ねぇ、中也。』
「んだよ。そんな浮かねぇ顔してよ。」
『近々、大きな抗争が起きるんだ。
ポート・マフィアも武装探偵社も
此から来る大きな勢力に、捲き込まれる。』
「其がどうしたよ。
割と何時も通りの話じゃねぇか。」
『此処迄はね。その次が重要で、
俺も抗争に参加する事になる。
此は予測なんかじゃなくて
確定した未来だ。』
「.......冗談キツいぜ?」
『本気だよ。しかも+αで暗殺部隊じゃない。
最前線に出る首領直属の特別部隊の頭。
鈍った身体を叩き直さないとね。
中也先生、宜しくね?』
「嘘だろぉぉぉ?
俺、どう接すれば良いんだよ。」
『何時も通りで良いよ。』
「首領の直属だったら口の聞き方1つで
首が飛ぶんだよ頭使え天才が!」
おお、ノンブレス。
此はお見事ですな。よっ、流石センセー!
「心の中でおだてるな。」
『バレていらっしゃいましたか。』
「手前は分かりやすすぎるんだよ。
無茶、して暴走しない様に......な?」
『ふふっ、分かりましたよ〜』
「手前、本当に聞いてんのか?!」
『聞いてますよ〜だ。』「手前!」『ふふっ』
中也はやっぱり優しいや。
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かえで - 知ってる?平家物語って言うアニメあるから見て。 (2022年7月1日 2時) (レス) id: ec1a067389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山鶴月@草神 茜羽 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/8bfc2844501/
作成日時:2017年10月26日 19時