虎視眈々【 青/桃 】

24.黄色の影(お知らせ) ページ28

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「白樺さん、じゃあね、また明日！」


「うん、ばいばい」


放課後、

あの子と学校の門で挨拶を交わすと
少し人気のない中庭へ行きベンチでさとみ先輩を待つ 。


あの子、もとい緑川さんは数少ない私の友達 。

そう、同じ委員会でころんくんと同じクラスの、
"あの子"だ 。

緑川さんはよく私に話しかけてくれて、あれから仲良くなったのだ 。



「...ふふ」



嬉しくて、つい頬が緩む

私は慌てて両手でむにゅ、とにやけた頬を
つまんだ



さとみ先輩、早く来ないかな...







「＿＿白樺先輩、ですか？」


「！？」



突然頭上から降ってきた声に
びっくりして思わず肩を震わせた

若干ロボットの様な動きになりつつ
そのままゆっくりと上を向く


「...、」


「あ、やっぱり 。うわー、噂通り可愛いですね」


「、...え、えっと？」



くす、と再び可愛らしい声が降る


彼は私の隣に座ると、顔を覗き込むように
前屈みになった

そのまましばらく無言が続いたけれど

やがて彼はふ、と呆れたようにため息を吐く



「僕は萌黄るぅとっていいます 。...先輩の反応が初対面のそれ過ぎるので一応...言いますけど、僕 これでもすとぷりなんですよ」



...すとぷり、

ってころんくんやさとみ先輩達6人の中の
1人ってこと...？


「そ、そうなんだ」

「そうなんだって、それだけですか！？本当に
僕達に興味ない女子なんてこの学校にいたんですね...」


彼は"信じられない..."というように
目を丸くし口元に手を当てた


...私、そんなに常識外れだったの...？


「...それはそうと、僕は先輩に用事があって来たんです」


「私に...？」


「はい 。大事なお願いが」


彼は満面の笑みをこちらに向けた


ぴたりと、貼り付けたような笑顔


和やかな空気が、ぴしりと一瞬凍りつく


「単刀直入に言います









ころちゃんとさとみくんにもう
関わらないでください」


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すみません、只今スランプで元々酷い文章が
もっと酷くなっています

25話が特に酷いので修正めっちゃしたり
最悪書き直します 。

ん？って思う文とかあると思いますが、どうか
今はぼんやり適当にご覧下さいm(_ _ )m


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