及川という花は枯れた。

ねぇ今、どんな気持ち？ ページ34

ミレです！いやぁこのお話も終わりに近づいてきました！最後も気を抜かずに頑張っていきますよ〜(^^)
………………………………………………………俺は本当はどうでもいいくせにただ単に面白いから虐めをするという最低な生徒を潰すために活動していた。
とは言っても及川さんを実際に傷つけた奴はごく少数だった。ほとんどの人は及川さんが虐められてボロボロになっていくところを見て楽しむという奴らばかりだった。でも及川さんはそんなこと知らない、だから見て楽しんでいた奴は潰す必要はなかったのだ。
「…………まずは○○を潰すか。」※○○はモブの名前の代わりです。
○○をたまたまコンビニで見かけたときに見てしまった、そいつが万引きする瞬間を、俺はその瞬間をすかさずカメラに残した。
「あ、○○。」
「国見？なんだよ。」
「少しいいかな？」
「んで？なんなんだよ」
「この写真に見覚えは？」
「⁉︎それは！なんでお前が！？」
「いやぁ、たまたま見ちゃったんだよね？」
「くそっ！ふざけんな！体売って金稼いでたくせに！」
「いや、それ今関係ないでしょ？ていうかそれデマ。」
「うるせぇ！どうする気だよ？」
「えぇ〜？君次第ではこれ、ネットにばらまいてやってもいいけど？」
「なっ、」
「君、確か大学推薦狙ってたよねぇ？これが学校側に知れ渡ったらどうなるかなぁ〜」
俺は少し嫌味な口調で言って見せた。
「た、頼む！それだけは…、それだけはやめてくれ！」
「無理だね、及川さんを傷つけた最低な奴の言う通りになんかしない。」
そう言って俺はその画像を学校裏サイトにアップした。
「……………！」
○○は絶望的な顔をしていた。
「せいぜい及川さんを傷つけたこと、後悔でもしておけば？」
そう言って俺はその場を去っていった。
(まず一人…)
復讐は順調だ。

辛い？苦しい？そっか（笑）→←今更後悔したって。

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