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ピーンポーン

涼介)入って、いいよ〜

という、弱々しい声が聞こえ、私はそっとドアを開ける

ガチャ

「お邪魔します…」
涼介)ケホッ…ケホッ…ゲホッ……はぁ、はぁ、

「大丈夫?!」
涼介)移っちゃ、うよ?
「いいの、ちょっとまっててね、お粥作ってくるから……」

涼介side

この頃Aに会えてないな〜

会いたい…


今日はゆっくりしようと思い、ゲームの電源を入れ


ようとした

すると……

ピーンポーン

涼介)はぁー、誰だよ……は〜い

ガチャッ

そこに立っていたのは愛しの愛しのA

涼介)A!どうしたの……?おっ

え、なになに、いきなりハグだよ…やばい…顔がニヤける

可愛すぎんだろ……

俺は、動揺を隠すようにこう言った

涼介)どーしたの?甘えんぼさんだねふふ、入っていいよ、どーぞ

でも、Aが甘えてくるなんて珍しいな……

それからもAが少し変だな、と思う時があった

メイクの仕方は絶対しないって言ってたナチュラルだし、授業だっていつも真剣に聞いてたのに、ノートを写してるだけみたいに見える…


それに、いつも一緒に行ってるのに、忘れてそうだもん……

おかしすぎるでしょ

その次の日、俺は、熱が出てしまって、まあ、学校が何故か休みだったからいいや……

それから、Aにその事を電話したらバレちゃった


それから家に来て貰えることになって、今はお粥を作って貰ってる

初めて食べるな〜Aの手料理

「はいっ、出来たよ、食べれる?」

涼介)うん……あり、がと

Aに支えてもらないがらなんとか起き上がった

涼介)食べさせて?
「えっ……」
涼介)お願い……ウルウル
「わ、わかった……/////」

「あ、あ〜ん」
涼介)パクッ……おいし……

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作者名:私が恋をした相手は、9人の王子様 | 作成日時:2019年6月22日 16時

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