第4話:鉛筆 ページ5
轟side
俺の隣にいるコイツ
智乃宮(人1)
俺と同じ推薦らしい
最初は嘘だろ?って思ったけどホントらしい
こんなに試験に興味無さそうにしてるけど実は凄いやつなのかもしれない…
個性がすげぇとか……
で、当の本人は
『ふんふふーん〜♪ふふふふーーん♪♪』
コイツ本当に試験に興味無さそうだな……
まっったく説明聞いてないし
しかも説明してるのはあの有名なプロヒーローのプレゼント·マイク
少しはテンション上がんねぇのか?
いや…ある意味テンション高いけどな……
………?
轟「智乃宮?カバン漁って何してんだ?」
おもむろにカバンをあさって智乃宮は顔を真っ青にしている。
さっきまでの鼻歌は何だったんだとも思えるくらいの焦りっぷりで少し笑いそうになる
『_____……ないんです』
轟「?何が??」
『ぺ、ペンケース…次、筆記試験だよね!どうしよ、忘れちゃった!!!』
あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!と頭を抱えて縦にブンブンふってる智乃宮は泣きそうになってた。
ってか説明聞いとかなくていいのか??
なんだ…そういう事かよびっくりしたじゃねぇか
轟「ん、これ使え」
俺は自分のペンケースから鉛筆と消しゴムを出して智乃宮に渡した。
智乃宮は目をまん丸にしてこっちをガン見してる
『え、え、え!!轟君!!!いいんですか!?今知り合ったばかりの入試のライバルに!こんなに親切にして!惚れちゃいますよ私!』
轟「は?だって俺ら推薦なんだからライバルもクソもねぇだろ お前見たところそんな弱そうじゃねぇし……って言うか簡単に惚れるとか言うんじゃねぇよ……女だろ?お前」
『あはっ!!ジャパニーズジョークだよ轟君!!でもありがとう!入学式までこれ、かりちゃおうかな!』
轟「あぁ、」
最初はすげぇ変なやつだと思ったけど
明るいコイツを嫌いにはならなかった。
むしろこんなに女子と初対面で話したのは初めてかもしれない
『あ、説明終わったね!行こうか!!試験』
轟「ん、……あぁ」
なんかすぐどっかいっちゃいそうで世話が焼けるな………
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はるにゃー(プロフ) - 最初に個性見たとき思ったんですが...いやな気持にさせたらすみません!個性がなんかカー○ィっポイなって思いました!ただそれだけです!! (2018年3月25日 21時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - *春眠あさごはん*さん» 楽しみにしてますー!! (2018年1月31日 21時) (レス) id: 4d03ac968f (このIDを非表示/違反報告)
*春眠あさごはん*(プロフ) - 小雨さん» それ、作者もすっごく思ってたんですよ…先生の個性コピーすればよくね!?って…でもその時には書き終わってた( ˘ω˘ ) でも強化合宿でそれが実現するかも!?です笑ぜひ楽しみにしててくださいねー! (2018年1月31日 17時) (レス) id: 5298bbdb4c (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - あ、無理なのか。くふ← (2018年1月31日 1時) (レス) id: 4d03ac968f (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - あわよくば、黒霧のも借りれば便利だなー、 (2018年1月31日 0時) (レス) id: 4d03ac968f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*春眠あさごはん* | 作成日時:2017年12月4日 23時