1年A組ビッグ3後継者候補の私は食べ物を食べないとヘンになっちゃうんですよ!!【ヒロアカ】

第35話:ぬるいチョコレート ページ36

続きから



私がそう言うと轟はおず……と頭を気まずそうにあげて不安そうにこっちを見てた

もうどんだけネガティブなのー！智乃宮の周りにはネガティブさんがいっぱい過ぎるわー！！




ペチっ！





不安そんな轟の顔を前に私は彼のほっぺをグ二ーーってしてあげた


グ二ーーって、イケメンの顔を




『ほら！！！智乃宮は超元気！今は轟の方が元気無いよーー？元気ない轟見るのは智乃宮辛い……だからね！ねね！！』



ニパッ！って笑いかけたら轟はフッ…と笑って



轟「ああ、わかった 悪かったな、長い話に付き合わせて腹減ったろ？友達待ってるんじゃないのか？」





あ、





『あぁぁぁぁぁぁ！！！！すっかり忘れてたよ！智乃宮！！！そうだよ！そうだよ！ごめん轟私食堂に行く！』



轟「俺もまぁ行くけど……急いでんだから先行ってろ」



じゃあな って見送り体制の轟にカバンから一つのチョコレートを取り出した


手、だしてー！


と私がいったら轟は頭にはてなを浮かべたあと右手をパーにして前に出したので、取り出したチョコレートを手に乗っけた



轟「？チョコレート？？くれんのか？」



『うん！このチョコレートあれだよ！轟が私にくれたのと同じチョコレート！智乃宮のお気に入りなの！！轟にあげるね！お礼に』



ばいばーい！！と手をブンブン振って食堂に向かって猛ダッシュしましたー智乃宮




＿＿＿＿＿＿＿

轟side


『うん！このチョコレートあれだよ！轟が私にくれたのと同じチョコレート！智乃宮のお気に入りなの！！轟にあげるね！お礼に』


そう言って走って先に食堂に行ってしまった智乃宮


俺の手にはチョコレートが握られてる



なんか…顔ニヤける……




轟「アイツが……結婚するまで守る……か」






少しだけ智乃宮が結婚してる様子を思い浮かべた


ウエディングドレスとか着たらアイツ

重たいーー！！


とかいいそうだな笑



でも、他の男と結婚してるのを考えると




轟「なんか………いやだ」









なんで嫌かわからないこの気持ちは多分智乃宮の事が大切な証拠なのかもな………


それ以外の気持ちはまだよくわからないから、大事にとっておこう…




そして貰ったチョコレートを口に入れると
少し握られた体温でぬるくて簡単に溶けて

心が軽くなる








あいつは…俺が守ってやる…
















(決心した日)

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