1年A組ビッグ3後継者候補の私は食べ物を食べないとヘンになっちゃうんですよ!!【ヒロアカ】

第34話:嫁入り前 ページ35

やってきたのは外

時間が時間だからちらほらお弁当を食べてる人とかを見かけるけど智乃宮もお腹減ってきたあー………


と、いけねいけね 今は轟が落ち込んでるんだからそっちに集中せんとなー


『んで、轟どったのー？落ち込んでるけど…話ってなあに？』


そう聞くと轟はずっと下を向いていたけど、少しだけこっちを見て口を開いた

っていうかその体制は上目遣いだよー…智乃宮負けの可愛さだなあ………


轟「その、お前に……謝りたくて…一昨日の敵襲撃でお前、怪我したじゃないか？」



うん、したね。
でもだからって轟が謝ることはない



『もしかしてだけど、土砂ゾーンで轟が他のゾーンに行けって言ったから怪我したと思ってるの？』



轟「その真逆だ。あの時、俺と一緒に行動させてたらお前はこんなに酷い怪我しないで済んだんだぞ！！左手もだけど……顔だって少し傷あんじゃねえか…」



轟はそう言ってくれるけど顔の傷なんて擦り傷程度。

そんな過保護じゃなくてもねー



『うん、でも智乃宮はこんな程度の怪我、三日で治っちゃうから！轟はそんなに落ち込まなくてもいいんだよ？』


















轟「っ……だってお前…嫁入り前の女なんだぞ？そんななのに顔に怪我させるなんて…」








え、


嫁入り前て 何年後よー！






『ちょちょちょ笑嫁入り前てwんふ、んふふふww轟、ごめ、智乃宮笑っちゃった！！』




轟「…お前は許してくれると思ったけど…姉さんから言われたんだ…[嫁入り前の女の子に傷つけちゃダメ]だって…少し叱られた俺も俺自身に怒ってるし……悪かった」



なんていい息子なんだ！！！(感激)
智乃宮こんな彼氏ほしいよ！！


『轟はなんていい教育を受けたのか…んふふ、轟！！私こそ轟を心配させるようなことしちゃってごめんなさい！私、弱かったの。だから怪我したんだ』



ね？と言って左手のギプスをぶんぶん振って見せる
轟はそれを見ても笑いもせず、暗い顔でまた私を見た

う、暗いの苦手…



轟「お前は……あのクラスで一番強いだろ…弱くなんかねえよ…守れなかった俺が悪いんだ。



……＿でももうくよくよしない事にする。お前よりもずっと強くなって、お前が結婚するまでお前を傷つけようとする奴から守ってやる



だから……」



わるい と２回目の謝罪
私が結婚するまで守ってくれるって、おま、ちょ、(語彙力)


『頭あげよーよー！！ね？智乃宮はそういってくれて嬉しいから』




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