1年A組ビッグ3後継者候補の私は食べ物を食べないとヘンになっちゃうんですよ!!【ヒロアカ】

第37話:聞く気なし ページ38

モブ「おい、あれ見ろよ！今年のビッグ3だぜ！！」


モブ「うっわ、相変わらずすげえメンバー…しかもあの3人と一緒にいんのアレじゃね？入学初日に迷子になった可愛いっていう…」


モブ「あ！おれ知ってるそれ！廊下ですれ違ったもん！すげえよなぁ…数日でビッグ3に気に入られるって」




どうもみなさん、智乃宮ちゃん今ハンバーグ定食のために並んでるんですけどひそひそ話が筒抜けで聞こえてくる始末です




まぁ褒め言葉だからいいけどね！むしろもっと褒めてー！って感じです！智乃宮褒められるのすきー






『でもやっぱ皆さん有名人なんですねー 歩くだけで噂されるってビッグ3って結構大変そうなんだ…』




通「まあそれだけ実力が認められてるってことだからね！君もいずれなるんだろ！！今の“プチ”有名人を慣れておくといいさ！」





『“プチ”は余計ですっ！！智乃宮はこの1年でプチ卒業しますぅー！！』



ムスッ…とした顔で通形先輩を見ると「ごめんて」と平謝りされた。

んー………



『あ、そういえば先輩 私体育祭で実況ブースにいることになるかもなんですよー！先生に直談判してオッケー貰えそうなんです！ね！すごいでしょう？』



ふんすっ！と若干ドヤ顔を決めて各自食べるものの列に並んでる先輩に言うと、隣のカツカレーの列に並んでる波動先輩が目を開かせて



波「えーっ！ねえねぇねぇ！実況って毎年先生がするんじゃないのー！？不思議！どうして智乃宮ちゃんが？個性の関係？それとも左手の怪我？あ、そういえば左手の怪我はどうかしたのー！？」




んん、マシンガン……

あれ？敵襲撃の話は知らないのかなあ
しかもこんなにギプスグルグルガッチガチなのに会ってから5分たってやっと触れるんですねーその話

流石ビッグ3




天「波動さん………敵襲撃で昨日臨時休校になったじゃないか………多分その怪我も敵襲撃でおった傷じゃないかな？大丈夫？智乃宮ちゃん」



流石師匠！！
まだ師匠らしいことしてもらってないけど←よく分かってますねー！


『はい！敵に左手ボロカスにされたんですけどリカバリーガールのお陰でなんとか！まあ智乃宮は強いから大丈夫ですけどー！』



ふん！と二の腕に力を入れてみて天喰先輩に見せるとそっか…と困りながらも笑ってくれましたー



通「お！ランチラッシュ！ハンバーグ定食一つー！！あ、智乃宮ちゃんのぶんもね！だと二つか……二つくださーーい！」





先輩……………話聞く気ないですよね？

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