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「どんな仕事してたんだ?」

「食事を作ってました」

「他には?」

「…だ、抱き枕役を少々…?」

「「は?」」

銀さんと星海坊主さんの声が重なった。
言いかけてから言葉足らずだったと気付いて「如何わしくない方の抱き枕です」と訂正を加えて伝えれば、星海坊主さんに両の二の腕を掴まれた。

「抱き枕? 待ちなさい、抱き枕役ってお嬢さんがダッチワイ●(抱き枕)としてあの神威(バカ)と一晩過ごし…お嬢さんンンン!!」

「おおおお父さん落ち着いてください!
色々おかしいことになってます!主にルビが!!」

「ほんとにお義父さんになっちゃうからね!?おじさん!」

子供はいるのか!?とお腹に話しかけ始めた星海坊主さん。
ごめんなさいお腹には誰もいません。
入っているのは朝機内で食べたビーフだけです…!

「神楽ちゃんこの人が新しいお義姉さんだ…うっ、まさかこんな日がくるなんて…」

「パピー気持ち悪いアル」

「ああ…! そうだったな。お腹に子供がいると気分が優れないこともある。江華(アイツ)もあの時ばかりは辛そうで…お嬢さん吐き気は? 擦るくらいしかできないが…」

「ハゲると勘違いも激しくなんのか」

「というか、これ何の話ですか。
僕達ついて行けてないんですけど…」

星海坊主さんのノリに新八くんは引き気味に話に割って入ってきてくれた。ごめんね新八くん、ややこしい事にした過去の私は後で叱っておきます…。

私は、改めてコロッピー星で働いていた所から今に至るまでの話を万事屋さんたちに包み隠さずお話した。

話を聞き終えた後 銀さんは片手で顔を覆い隠し

「ブラックはブラックでも社会的に、否 全宇宙全体的にブラックじゃねェか」

本当になんて奴連れて来やがった、と深く溜息を付いた。

「事情はわかった。わかった上で言うが連中に目を付けられてるっつぅ話なら紹介はできねえ。
言ってる意味はわかるか?」

「はい…」

つまるところ、万が一にも春雨の人達が私の口封じに来た場合 働き先に迷惑がかかるんだぞ。わかってんのか小娘!ということで。

地球でひっそり暮らしていればバレないと思っていた甘い部分も確かにあった。
指摘されて返す言葉もなく、項垂れる。



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おいも(プロフ) - 紫姫さん» 最後までお読みくださりありがとうございます🐰💓 トリップにも理由があるのかも、と考えた末辿り着いた場所がちょっとしたホラーになってしまいました((🙊)) 不完全燃焼気味のラストでしたが少しでも楽しめていただけていたら幸いです🙇 (2021年9月21日 20時) (レス) id: 70decc27f6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まさかの結末でごっさ驚きました!!そして少し怖かったです(笑) (2021年9月19日 18時) (レス) id: eab8838b37 (このIDを非表示/違反報告)
おいも(プロフ) - カビキラーさん» 最後までお読みくださりありがとうございます(*´ω`) 以前から少し変わったお話を書いてみたかったので驚いてもらえて嬉しいです(∩´∀`)∩ トリップは色んなENDになれる楽しさがあるのでこの後二人が結ばれる世界線もあるかもです…! (2020年2月17日 20時) (レス) id: 70decc27f6 (このIDを非表示/違反報告)
カビキラー - 神威と結ばれるのかなと思ってたのでオチで驚きました!軽く怖っ!って思いました笑 (2020年2月13日 19時) (レス) id: edf3a1c316 (このIDを非表示/違反報告)
おいも(プロフ) - 氷華さん» わー!ありがとうございます…! 二人にはまた巡り会ってもらいたいので、もし続編を書く機会があればハッピーエンドにしてみたいです!(´ω`)! (2019年12月26日 19時) (レス) id: 70decc27f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おいも | 作成日時:2019年10月16日 19時

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