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·
「·····おじゃましまーす」
「はは、緊張してる？」
「だって、久しぶりじゃない？
太輔の家に来るの」
「まぁ確かに」
さらっとコンビニに寄って
適当にお酒を買い占めると
久しぶりにやって来た太輔の家。
最近外で飲むことが増えていたから、
こうやって二人で宅飲みするのは久しぶりで
なんだか懐かしく感じる。
昔は毎日のように
仕事終わりに太輔の家に寄ってたなぁ。
知らないうちに玄関の雰囲気も変わっていて、
自分が知らないうちにこんなにも
時の流れが過ぎていたことを思い知らされる。
「何から飲む？」
「うーん、どうしよ」
「久しぶりにシャンパンあける？」
「えっ、あるのっ？飲みたい！！」
「ふっ、了解しました」
バカにしたように笑うと
キッチンからグラスを二つ持ってきてくれて、
「かんぱーい」
ゆるーくグラスを交わすと
もうそこからは記憶が無い。
·
·
「はい、水」
目の前に差し出された
コップいっぱいのお水。
ズキズキと痛む頭。
あー、私酔ったんだなって
ふわふわした頭の中、なんとか理解した。
ふと携帯の電源をつけて時間を見ると、
すでに日付は変わっていて
結構長いこと太輔を付き合わせてしまったらしい。
「····ごめん、たいすけ。
私全然覚えてないんだけど、
なんか迷惑かけちゃったよね？」
涼し気な顔をして
さらっとお酒を口にする太輔に、
咄嗟に不安が募って顔を覗き込んだ。
「迷惑っていうか、俺は嬉しかったけど
Aは恥ずかしいことしちゃったんじゃない？」
・・・・なにそれ？
その濁すような喋り方に
何かをやらかしてしまったことが分かり
もう一度思い出すように深く頭を悩ませた。
「······あの、どういう系？」
「さあね」
ニヤりと唇の片方だけを釣り上げて
悪戯に微笑むと、
“よーく考えてみな？”って。
「教えて？」
「・・・A、急に泣き出しちゃってさ、
いつの間にか俺に抱きついてたの。
そんで、俺の胸の中でずっと寝てました。
泣き疲れて寝るとか、赤ちゃんかと思った」
意味ありげに私の頭を優しく撫でると、
“よく寝れましたか？”って。
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あゆ(プロフ) - すごくよかったです！！先輩と後輩のパスワード教えていただくことってできますか？ (2019年10月16日 14時) (
レス) id: 4e0821302c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - たちょんさん» はじめまして！いつも楽しみにしていただけているなんて、とても光栄です(*´∇｀*)それなのに更新頻度が滞ってしまい申し訳ないです(´；ω；｀)これからも北山さん、頑張りますので（作者はこじらせるつもりですが笑）最後まで温かく見守っていただけると嬉しいです^^ (2018年9月24日 18時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
しょーみつしょ。(プロフ) - あいさん» いえいえ(^^) 本日中に移行されるんですね！ 楽しみすぎてニヤけます笑 (( そうなんですよ、ひっそり書いてました笑 タイミングよく見つけて頂いたなんて光栄です笑 これからもよろしくお願いします(*´∀｀) (2018年9月24日 17時) (レス) id: f9dd1382d4 (このIDを非表示/違反報告)
たちょん(プロフ) - あいさん、はじめまして！陰ながらいつも読ませていただいておりました！私、このお話大好きで！いつも更新されていないか確認するほどで！！北山さん素直になって！！と思いながら応援しております^^笑 これからも楽しみにしているので、無理なく頑張って下さい！！ (2018年9月24日 17時) (レス) id: 79ef55ee6d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - しょーみつしょ。さん» ・・・っていうか！先程見つけたんですが、しょーみつしょ。さんお話書かれてますよねっ？タイミングよく見つけてしまいました（笑）なんだか知ってる名前だなぁとは思ってたんですけど・・・(*´∇｀*)笑。またそちらにもおじゃまさせていただきますね！ (2018年9月24日 16時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2017年9月9日 10時
