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「宏光ってお酒強いんだっけ？」
「おう、お前もだろ？」
「うん、人よりは強いかなぁ·····」
「じゃあもっと飲まなきゃなんねぇな」
「えー、後が心配じゃん」
「んなの大丈夫だろ、飲め飲め」
促す宏光になんやかんやで流されて、
私もそこそこなら大丈夫だろうって
いつの間にか結構な量をこなしてた。
なんなら、宏光よりも。
宏光は本当に強いらしくて、
いくら飲んでもいつものまま。
「ちょっとこっち向け」
頬を手で包み込まれて
宏光の方に向かせられるも
全く緊張しないのはきっと酔っている証拠。
でも、触れているところだけ
びっくりするほど熱を帯びていて
意識がそこにしかいかなくなる。
「·····うわ、真っ赤」
さっきまであんなに飲め飲め言ってたくせに、
少しだけ心配そうな顔で私を見つめると
冷蔵庫から冷えたペットポトルを持ってきた。
「水飲んどけ。二日酔いはきついぞ」
「ありがと·······みっくんっ」
「お前酔っ払いじゃねぇかよ」
お酒が回ってか緊張なんか完全に解けた私は
少し調子にのってふざけた。
みっくん、って呼べば
キモいって言うくせに若干恥ずかしそうに目を逸らすから
その反応がまた可愛くて、
「みっくん、やっぱりみったんの方がいいかなぁ。
みったん・・・いや、やっぱりみっく──っ、」
言葉を遮るように唇を奪われて、
ゆっくり顔を離すとすぐ近くには宏光の顔がある。
「っ、········宏光？」
あの一瞬が
全く理解出来ないのに
まだじんわりと唇は熱い。
「ほら、みっくんって呼んでみろよ」
「いやっ、ごめっ、
冗談で言っただけだよっ？宏光に
「今さら変えるとかないから。
さっきまでの強気なAはどこに行ったわけ？」
私が知っていた昔の宏光では図りきれないほどの
腰が砕けそうな声と目線と共に、
どんどん近づく宏光の顔。
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あゆ(プロフ) - すごくよかったです！！先輩と後輩のパスワード教えていただくことってできますか？ (2019年10月16日 14時) (
レス) id: 4e0821302c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - たちょんさん» はじめまして！いつも楽しみにしていただけているなんて、とても光栄です(*´∇｀*)それなのに更新頻度が滞ってしまい申し訳ないです(´；ω；｀)これからも北山さん、頑張りますので（作者はこじらせるつもりですが笑）最後まで温かく見守っていただけると嬉しいです^^ (2018年9月24日 18時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
しょーみつしょ。(プロフ) - あいさん» いえいえ(^^) 本日中に移行されるんですね！ 楽しみすぎてニヤけます笑 (( そうなんですよ、ひっそり書いてました笑 タイミングよく見つけて頂いたなんて光栄です笑 これからもよろしくお願いします(*´∀｀) (2018年9月24日 17時) (レス) id: f9dd1382d4 (このIDを非表示/違反報告)
たちょん(プロフ) - あいさん、はじめまして！陰ながらいつも読ませていただいておりました！私、このお話大好きで！いつも更新されていないか確認するほどで！！北山さん素直になって！！と思いながら応援しております^^笑 これからも楽しみにしているので、無理なく頑張って下さい！！ (2018年9月24日 17時) (レス) id: 79ef55ee6d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - しょーみつしょ。さん» ・・・っていうか！先程見つけたんですが、しょーみつしょ。さんお話書かれてますよねっ？タイミングよく見つけてしまいました（笑）なんだか知ってる名前だなぁとは思ってたんですけど・・・(*´∇｀*)笑。またそちらにもおじゃまさせていただきますね！ (2018年9月24日 16時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2017年9月9日 10時
