先輩と後輩。

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藤ヶ谷さんが電車を降りてからずっとボーッとしている私。






さっきまで藤ヶ谷さんと一緒にいたせいで気づかなかったけど私の目の前に座っている男性。






ただならぬオーラを感じる。





高身長で色白で、
目はすっごいパッチリくりくりしてて、




ふわふわした綺麗な髪の毛。





モデルです。って言われても全く違和感を感じないほど。





今日私は何回イケメンに会うんだろう。





そんなことを考えながらもう一度その男性の方を向くと、





ふと目線が合う。







そのまま視線をそらすもぞっと見つめてこられる私。








ていうかガン見だな、これは。








私なんかついてる？顔おかしい？
って思うぐらいずっと私のことをガン見みしてくる男性。




少し怖くなって、違う車両に移動しようかと席を立つと、その男性もバッと立ち上がった。






え、なになになに！？





そのまま視線をそらすことなくゆっくり私に近づいてくる男性。






待って、この車両には私たち二人だけ。
え、襲われるの？私。←







待って、まだ準備出来てないよ.....








そのまま逃げようとした瞬間、








トンっ








男性の手が私の肩に触れた。

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