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「おはようございます。」
「あっ、Aちゃん。」
いつも通りの時間に通勤すると、
やっぱり早く来てコーヒーを飲んでいる藤ヶ谷さん。
「昨日大丈夫だった？送れなくてごめんね。」
別に悪いわけじゃないのに
申し訳なさそうにする藤ヶ谷さんは
ほんとに優しさの塊だなって。
そんな藤ヶ谷さんにまた一人でキュンキュンして胸がきゅーってなる。
「いえ、昨日はありがとうございました。
玉森くんが送ってくれたので大丈夫ですよ！」
「あいつちゃんと送ったんだね。笑」
「送ってもらわないと困ります。」
「ふはっ、玉森には厳しいね。笑」
そうやってまたお得意の可愛い笑顔。
そのまま藤ヶ谷さんはデスクに戻った。
そんな時にまた現れた悪魔。
「せーんぱいっ、おはようございます」
「おはよ。」
「相変わらず素っ気ないですね。」
「んー、そうだね。」
そのまま私はすぐにデスクに戻るが
玉森くんもそれに合わせてとなりに座る。
「先輩、来週の花火大会行きます？」
「·········花火大会？」
そうやって聞くと
ぐしゃぐしゃになっている紙を手で伸ばして
これですよ。って見せてきた。
「あー、毎年あるやつか。」
「先輩、行きません？」
学生のころに少し行ったことは会ったけど、
大人になってから1度も行ってなくて。
それに冷めている私は花火なんてあまり興味はない。
人多そうだな········
カップルばっかいて浮くんだろうな······
ネガティブ発想ばっかり考えてしまう私。
········終わってんな、自分。
「美味しいもの沢山ありますよ。」
そうやって美味しいものを使えばいいと思ってる玉森くん。
「········考えとく。」
でも単純だよ、私。
「よっしゃあっ！」
別に考えとくって言っただけなんだけどね。
大げさに喜ぶ玉森くんはまたふわふわ笑ってる。
今年の夏も終わりか。
なにもやってないな、私。
どんどん時間が進んでいく。
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あい(プロフ) - toomさん» はじめまして。コメントありがとうございます！私も先輩と結ばれてほしいのですがまだまだ後輩ちゃんの攻めも書こうと思うのでぜひたのしみにしていてくださいね！ (2017年8月2日 1時) (
レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
toom(プロフ) - あいさん初めまして。大好きな藤玉のオフィス系のお話、はまってしまいました！できれば先輩とハッピーエンドになって欲しいけど、ガンガン攻めてくる玉も見たいし（笑）とにかくこれからの展開が楽しみで仕方ありません！お話の続き、待っています(//∇//) (2017年8月1日 22時) (レス) id: c53d81cc85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2017年7月9日 4時
