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「えっ·········?」
‘‘好き’’という言葉に思考が停止する私。
「おやすみなさい。今日はありがとうございました」
そのまま戸惑っている私とは逆にまた笑顔で挨拶をして帰っていった玉森くんの背中をただただ見つめていただけの私
今好きって言ったよね····?
でも玉森くんは気持ちを伝えた後とは思えないような空気で、
··········これはあれだ、
酔った流れで思ってもないこと言っちゃったやつだ。
そうだよ、こんなことを本当に真に受けようとしているなんて私どうかしてる。
あの玉森くんなんだから、
そんな気持ちがある訳ない。
私は自分の手で頬をつねって
部屋に戻った。
とりあえず状況を整理するためにお風呂に入る。
湯船に浸かってぼーっとすると
またさっきまでのことが蘇ってきて、
また一気に恥ずかしくなり
顔が熱を増しているのが分かる。
考えすぎてのぼせて、
私はすぐにお風呂をあがって
ベッドに飛び込んだ。
ふわふわした布団の上は気が緩むとすぐに寝そうになる。
するとまた玉森くんの顔が浮かんで、
玉森くんは私のことをからかっているんだ。
私の反応が面白くて、
弄んで楽しんでいるんだ。
·········明日気まずいよ。
私はすぐにぎゅっと目を閉じて、
何度も羊を数え続けた。
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あい(プロフ) - toomさん» はじめまして。コメントありがとうございます!私も先輩と結ばれてほしいのですがまだまだ後輩ちゃんの攻めも書こうと思うのでぜひたのしみにしていてくださいね! (2017年8月2日 1時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
toom(プロフ) - あいさん初めまして。大好きな藤玉のオフィス系のお話、はまってしまいました!できれば先輩とハッピーエンドになって欲しいけど、ガンガン攻めてくる玉も見たいし(笑)とにかくこれからの展開が楽しみで仕方ありません!お話の続き、待っています(//∇//) (2017年8月1日 22時) (レス) id: c53d81cc85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2017年7月9日 4時