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終電の時間が近づき、





タクシーの人はカラオケに行くらしく、
電車の人は途中で帰ることになった。






「まき、お先でーす」


「はいよ。」






まきは会社からすぐ近くのマンションに住んでるせいで、カラオケに連れて行かれることになった。






本人は嫌みたいだけど。







そのまま‘‘ニカちゃんも行こっ’’って
強制的に連れていった。






ニカちゃんも近いんだね。







「先輩帰りますよね?」


「·····うん?」






‘‘途中まで一緒に帰りましょ’’
そう言って玉森くんは私の後ろについてきた。







「みなさんお疲れ様でした。」






先に帰るから先輩達にも挨拶をして部屋を出る。






すると帰ろうとしている藤ヶ谷さんを発見した。







丁度靴を履こうとしているところ。






「先輩、お疲れ様でした。」



「あっ、Aちゃん。お疲れ。」









すぐに振り返って笑顔を見せてから
後ろの玉森くんの存在に気づいた藤ヶ谷さん。






「おっ、玉森じゃん。電車だっけ?」



「はい、そうです。」



「········駅どこなの?」







そう言われ‘‘藤ヶ谷先輩の次の駅ですよ’’って言う玉森くん。






それに藤ヶ谷さんは
‘‘なんで俺の駅知ってんの!?’’






って目をくりくりさせる。








それは私が前に藤ヶ谷さんの話をした時に教えたからなぁ·····






「A先輩に聞いたんです!」






そう言ってニコニコしながら言う玉森くん。







「ちょっ、余計なこと言わなくてもいいって·····」




「んはは」








いやのんきに笑ってるけど
私からしたら修羅場だから!大袈裟だけど!








もう好きってバレバレじゃん。
·····いや、もうバレてるかもしれないけど。








そのまま時計を見た藤ヶ谷さんは
‘‘時間やばいよ’’ってすぐに急かしてきた。








結局3人で駅まで走って、なんとか席に座ることが出来た。

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あい(プロフ) - toomさん» はじめまして。コメントありがとうございます!私も先輩と結ばれてほしいのですがまだまだ後輩ちゃんの攻めも書こうと思うのでぜひたのしみにしていてくださいね! (2017年8月2日 1時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
toom(プロフ) - あいさん初めまして。大好きな藤玉のオフィス系のお話、はまってしまいました!できれば先輩とハッピーエンドになって欲しいけど、ガンガン攻めてくる玉も見たいし(笑)とにかくこれからの展開が楽しみで仕方ありません!お話の続き、待っています(//∇//) (2017年8月1日 22時) (レス) id: c53d81cc85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あい | 作成日時:2017年7月9日 4時

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