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·
「・・・・あっ、せんぱい」
(終わった?)
「はいっ、」
「じゃあ迎えに行くね。
ちょっと待っててくれる?」
変な声になってないかな。
いつも通りに喋れてるかな、
裕太がいなくなってから、
私はすぐに先輩に電話をかけていた。
何も考えることなく、
ただ先輩のことだけを考えて。
耳元から伝わる先輩の優しい声に、
安心なのか不安なのかもはや分かんないけど
涙が出そうになる。末期かな。
「······先輩、」
「ん?」
「・・・・・会いたいですっ、」
毎度毎度思ってるし、いつも言うけど、
今日はいつも以上に気持ちをのせた。
ねぇ、会いたいよ先輩。
今すぐ抱きしめて欲しい。
先輩の匂いでいっぱいにして、
優しく愛されて、先輩で埋め尽くしてほしい。
「ん、待ってて」
別に裕太とのことを
無かったことしようとしてるわけじゃない。
ちゃんと向き合おうと思ってるし、
自分の気持ちもきちんと伝えたい。
でも、やっぱり少しだけ
罪悪感が付きまとってくるんだよ。
私がずっとずっと好きだった先輩が、
今こうして毎日隣にいて、
毎日幸せをくれて愛情をくれて。
だからこそ、
こんな私が裏切ってしまったみたいで。
「A、」
「·········はい?」
·
「Aは俺のものだよ」
先輩はきっと、
私の気持ちなんて全部読み取ってる。
隠したって、なんの意味もない。
「じゃ、行くね。
明るいところで待ってろよ?」
「ふふ、はいっ」
少し過保護で
たまにポンコツで。
天然かと思えばクールに決めてきて面白かったり。
でも結局は、
最高級の愛情をくれる
大好きで大好きでたまらない彼氏。
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たまこ(プロフ) - はじめまして!以前からお話が大好きで担当関係なく読んでいました!!前に読んでいて大好きだった先輩と後輩がまた読みたくてこちらに書かせていただきました、、占ツクの機能がよくわからずここにコメントしてしまったのですがパスワードを教えていただきたいです (2020年6月30日 12時) (レス) id: 8f77ff083f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - くまのこさん» わっ、またまたありがとうございます!キュンを越えてギュン・・・くまのこさん最高です。(笑)私はもう、続編書きたいなぁって考え始めているところです|´-`)これからもギュンギュンしていただけるようなお話をかけるように頑張るので、是非遊びに来てください! (2018年7月25日 0時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
くまのこ(プロフ) - わあああキュン超えてギュンギュンしてますありがとうございました……!!!!もうほんっとうに大好きです( ; ; )これからも応援してます〜〜! (2018年7月24日 10時) (レス) id: 9fffa79d91 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - くまのこさん» 初めまして、コメントありがとうございます!大好きだなんて・・!ニヤけが止まりません(笑)私も何やかんやで穏やかに終わらせたかったんです!少しバカっぽくなるかもしれませんが、(笑)幸せ満載のお話をお届けできるよう頑張りますっ´ω`* (2018年6月9日 10時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
くまのこ(プロフ) - はじめまして!とっても大好きなお話でいつも更新楽しみにしていました♪こんなに素敵な藤ヶ谷先輩とは穏やかに過ごして欲しいな〜と思っていたので幸せ満載で完結して本当に良かったです(^^)おまけも楽しみにしています!これからも応援してます(^-^) (2018年6月9日 0時) (レス) id: d525bfa5c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年4月6日 23時