トロール騒動 ページ15
階段を駆け上げる。
悲鳴が聞こえ、三階の女子トイレに入ったときトロールがロン、ハリー、ハーマイオニーを襲うべく武器を振り上げるところであった。
『アグアメンティ!!』
ぶちまけた水で滑りやすくなった床。
盛大にすっ転んだトロールに、ロンが
渾身の一発を繰り出した。
「ウィンガーディアム・レヴィオーサ!!」
トロールの手から離れた武器が頭に落ちる。
中々グロテスクな音が響いて、動かなくなる。
「…死んだの？」
とハーマイオニー。
「…いや、ノックアウトされただけだと思う」
とロン。
それとほぼ同時に駆け込んできたのは、
校長と、マクゴナガル先生。
それから、スネイプ先生とクィレル先生だった。
「なぜ寮に居るはずの貴方たちがここに？
それに、何ですかこれは！」
マクゴナガル先生のお怒り。
「わ、私が悪いんです！！トロールを倒してやろうと思って、本で読んだから…」
私達は目を見開いた。
あのハーマイオニーが、先生に嘘を？信じられない。
マクゴナガル先生はハーマイオニーを五点減点。
私、ロン、ハリーはそれぞれ五点加点。
寮に戻ろうと、歩き出したときスネイプ先生に止められた。
「マグレッツ」
珍しく、機嫌が悪いらしい。眉間に皺が刻まれている。
「なぜあんな無茶を？怪我はしてないかね？」
一気に捲し立てると、ため息を漏らした。
「あまり我輩を、心配させるな…」
『先生…あー、その……////』
人気のない廊下は何時ものようにひんやりとしていて冷たい。
なぜか頬は、熱を帯びた。
『…あ、これから、その、先生の部屋、
お邪魔しても、良いですか？』
「好きにしろ。」((ﾌﾟｲｯ
そっぽ向かれた…
けどなんか可愛い←
『失礼しまーす』
部屋に入るのも慣れたものだ。
かびた羊皮紙と薬草の匂いが交じった空気が頬を撫でる。
そこに紅茶があれば。はい。お茶会の始まり。
「…っ」
『…先生、怪我してるでしょう』
あえて無視していたが、我慢しきれなくて言う。
『バレたって顔してもダメですから。』
そう言って、包帯、塗り薬と引っ張り出してきて座る。
「自分で出来る。」
『ダメですよ。ほら、じっとしててください』
そっと、長いローブを少し捲り上げる。結構血が出てる。
ゆっくりと血を拭いながら口を開く。
『何したんです？言いたくないなら良いですけどね？』
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リリ - スネイプ教授大好きです！私の夢小説もあれなら読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年7月31日 13時) (
レス) id: 551b9207bf (このIDを非表示/違反報告)
はるがみ(プロフ) - 悪魔の罠の弱点は光だったと思います〜 (2018年11月25日 21時) (レス) id: d88723603a (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - 超小型コンミスさん» コメントありがとうございます！ですよねぇ、かっこいいですもん！ホグワーツあったらなぁって思います(笑) (2018年2月25日 9時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
超小型コンミス - 私もスネイプ先生 好きです(｡･ω･｡) ホグワーツ行きたい！ (2018年2月24日 18時) (レス) id: d785573a06 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - クラp教授様、へ！？本当ですか！？申し訳ありません……！修正いたします！ご指摘ありがとうございました！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2017年11月21日 21時
