魔法薬学 ページ9
これは、まぁ…酷く言われる訳だ。
「Ms.マグレッツ。答えろ。」
は？なんで私？
まぁ答えるけど
『眠り薬です。あまりに強力なので“生ける屍の水薬„と呼ばれていますね。』
「…ベゾアール石を…『山羊の胃。大半の薬の解毒薬になりますよねぇ？』
面倒なので言い切る前に答える。
ぴくりと眉が動いたのは見逃さない。
「モンクスフードとウルフスベーンの違い。」
『同じでしょう。アコナイト、ですよね』
ﾁｯと舌打ち。
「諸君。今のをなぜノートに書き取らんのだ？」
そうして、私の座る机に近づく。
「授業に対する関心が見られん。グリフィンドール、五点減点。」((ﾋｮｲｯ
『あ、』
参考書没収された( ;´･ω･`)
仕方ない。もう十点減点されてるし、真面目に
授業受けよっと。
やがて、腫れ薬を作ることになり教科書も開かずパパｯと作る。
やがて教室内を徘徊する先生が立ち止まった。
「出来たか。」
『えぇ、勿論。』
数滴自分の手の甲に垂らす。
きちんと成功していたらしく、多少赤く腫れてしまった。
これには眉を潜める。
自分の手を使うなんて。
もう片方の手をかざすとすぐに元通りに戻ったが。
…かっけぇw
その時、教室前方で悲鳴が上がった。
ネビル・ロングボトムだ。
何かやらかしたらしい。
「馬鹿者！ロングボトムを医務室へ！」
吐き捨てるようにして怒号を飛ばす。
「大方、大鍋を火から降ろさずに山嵐の針を入れたのだろう。」
ぶつぶつと文句を言いながら、ハリーに矛先を向ける。
何とかいちゃもんをつけてグリフィンドールを減点。
スリザリンの、
特にドラコ・マルフォイが終始笑っていた。
感じ悪いの。
授業が終わり、グリフィンドール生(私以外)は逃げるようにして地下教室を出る。
スリザリン生も出ていって、先生と二人きり。
「早く出ていけMs.マグレッツ」
『本を返していただければ、言われなくてもですわスネイプ教授』
再び舌打ち。乱雑に返された本の表紙を撫でる。
礼を述べて教室を出ようとすると、呼び止められた。
「Ms.マグレッツ」
「手が足りん。手伝いなさい。」
えぇー。めんどくさい…
嫌です、と答える前にやることを指示されてしまうので仕方なく片付けやらなんやらをする。
思いの外早く終わったので見ると、実験を始めていた。
え、私手伝う意味あった？
「特別に、許可しよう。」
つまりは、実験を見て良いらしい。
慌てて羊皮紙と羽ペンを引っ張り出して座った。
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リリ - スネイプ教授大好きです！私の夢小説もあれなら読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年7月31日 13時) (
レス) id: 551b9207bf (このIDを非表示/違反報告)
はるがみ(プロフ) - 悪魔の罠の弱点は光だったと思います〜 (2018年11月25日 21時) (レス) id: d88723603a (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - 超小型コンミスさん» コメントありがとうございます！ですよねぇ、かっこいいですもん！ホグワーツあったらなぁって思います(笑) (2018年2月25日 9時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
超小型コンミス - 私もスネイプ先生 好きです(｡･ω･｡) ホグワーツ行きたい！ (2018年2月24日 18時) (レス) id: d785573a06 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - クラp教授様、へ！？本当ですか！？申し訳ありません……！修正いたします！ご指摘ありがとうございました！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2017年11月21日 21時
