10話 ページ11
「Aくんのはじめてのお仕事に同行できて嬉しいです!」
あのあと、無事賢治を見つけ、国木田さんの所へ行った。
すると、任務にも色々種類があるが先ずは簡単な物からすればいい。と行って送り出してくれた。
そして、今に至る。
「俺も、賢治で良かったと思う。」
たわいもない話をして、依頼者の元へと向かった。
「今日は野菜の収穫を賢ちゃんにしてもらおうと思ってね、貴方も来てくれてありがとう」
依頼者の美月さんが微笑んで言う。
「新入社員の新美Aです。お役に立てるよう、尽くします!」
深く礼をする。
「茄子の収穫からお願いできるかしら。」
「「はい!」」
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ーー
ーーー
「ありがとう!2人のお陰で早く終えられたわ。
よかったら持って行って!」
袋いっぱいの旬のお野菜を渡された。
「こちらこそ!また何かあったら言って下さいねー!」
「ありがとうございました!」
二人並んで探偵社に帰る。
「Aくん、お料理するんですか?」
「あぁ、それなりにはする。
太宰さん食生活偏りすぎてて」
ほんとに、気を抜くと蟹缶やらインスタントやらを食べている。
「そうなんですね?ならこのお野菜、使ってあげてください!美味しいですよ!」
「ほんと?ありがとう!賢治も食べるだろ?分けようぜ」
流石に俺だけでもらうのはフェアじゃないっていうかなんて言うか。
「はい!ありがとうございます!」
賢治と仲良くなれた。
あとは社に行って、報告書教えて貰って家に帰って太宰さんに美味しいご飯を作るのみ!
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作者名:ちゆ。 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年3月14日 22時