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9.部活。Number:1 ページ10
side→優一郎
｢お、おいひなた！そんな引っ張らなくても！｣
｢いいのいいの〜☆先輩達に挨拶挨拶！｣
そのまま引っ張られる、昔のミカみたいだ。
いまはつんつんしてるからな、
｢ここが軽音部だよ！
優ちゃんが日誌書いてるせいで遅れたじゃん？責任取ってよねー？｣
そう言って、うざったらしく俺の周りをくるくる回るひなた。
くっそう、シノアみてぇだな
｢大体、日誌はひなたが書かなかったから代わりに書いてやっただけだろ！？
俺じゃなくてひなたが悪い！｣
喧嘩しながら中へ入る。
すると、もう一人ひなたがいた。
あれはひなたの双子の弟か
｢はじめまして、入部させてもらいました。
百夜優一郎です。よろしくお願いします｣
挨拶離れたもんだ。何回もシノアやグレンに練習させられたからな･･･。
君月とか与一とか三葉とか鳴海とかいろんな人に挨拶しに行かされた。
｢うん！俺、アニキの弟で葵ゆうた。
よろしくね、あと、兄貴と仲良くしてくれてありがとう｣
ひなたと違って礼儀正しいやつだな
｢我輩はさっきも言ったが朔間零じゃ。軽音部部長じゃぞー｣
朔間先輩は部長だったのか！
楽器やりそうには見えないけど
｢俺は大神晃牙、2年だ、よろしく｣
先輩。一匹狼みたいな雰囲気ある、
･･･かっこいい！！
本来なら俺はああいう風になりたかったのに。
｢じゃあまずは軽音の楽器の弾き方を伝授しまーす！｣
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作者名：雪村ゆた | 作者ホームページ：
作成日時：2017年12月29日 13時
