【ハイキュー!!】返却ぷりーず、平穏高校生活。

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「はい到着〜」




だよね。隣の部屋だもんね。すぐ到着。


とりあえず呼び鈴を押す。居るかどうかわからないから、居なかったらドアに掛けとこ。てゆうかそっちの方がありがたい。





が、そんな想いを裏切るかのように、ドアが開いた。







「……天瀬か」





「あ、天瀬です」









出てきたのは白布さん。まだ晩御飯の時間ではないからか、怪訝な表情で私を見ている。やめてくれ……私のメンタルゲージがマイナス値突破する……。



……いや、勇気を出して本題に……！








「白布さん、太一さん、五色くんにバレンタインということで、チョコ作ってきたんで＿＿＿＿」







「エ？！何々、チョコ？！」






「うるさいです天童さん」




「遮んないでくださーい！」








突如、台風のように部屋から現れた天童さん。チョコという単語にここまで引き付けられるのか……。バレンタイン恐るべし。







「うるさいよ天童。静かにしろよ？」



「あんまり騒ぐなよ？白布達の部屋なんだから」





「あんま散らかすな！あと騒ぐな！」





「あ、A」





「天瀬か」



そして後ろから現れ始める方々。………あ、初日に1−Bで顔合わせた面々だ。








「………で、天瀬。チョコが何？」





「あ、作ってきたんで迷惑じゃなければどうぞ、ってことです。……今何人います？」





「…八人」






「わかりました」







ガサゴソと紙袋を漁り、八個、箱を取り出す。それを見て、三年であろう先輩が気を遣ったように声を上げた。






「いいの？俺達初対面も同然だけど」





「あ、はい。みんないるのに、三人だけにあげるってなんかアレかな〜って。遠慮せずにどうぞ」







「そうか…ありがとう」









白布さんに、八個、箱を手渡した。よし、予備をかなり消費したぞ。実を言うと、あと15個ぐらい予備冷蔵庫にあるから。まだ消費せな。






「……あ、すいません団欒？中に。失礼しましたぁ」





「ありがとね」




「天瀬チャン、これ本命かなァ〜ッ？」





「いえ、義理です」







「冷たいッ！」

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ラッキーハイキューキャラ!!

菅原 孝支

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