【ハイキュー!!】返却ぷりーず、平穏高校生活。

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迷わず図書室に入ってくる二人。あぁ、私の楽園が………！！




「ｴﾄ、何の御用デショウカ」





思わず震え声で尋ねる。いや、二人に対しての私の言葉と言ったら……失礼過ぎた。なんだかわいいって。殺気ヤバイイケメンって。





「……お前勉強するんだ、頭悪そうな顔してんのに」




「失礼だな？！……ですね？！」





私の問いに答えず、サラリと毒を吐く太一さん(仮)。危ない、敬語……というか手遅れだった。気にしてなさそうだからいいか。





「私一応首席ですよ？！顔がアレなのは認めますが！」





「え、」






「………は？」






？！私事実言っただけだよね？！顔は雪ちゃん程整ってないよ！悪かったな！







「こいつが……首席…？」






「しつこいな？！てか、勉強は一応するでしょ？！」






「いや、全く」




「わっつ？！」




この人らありえないわ。顔に文句つけてきた挙げ句…！





…いや、落ち着け、彼等は先輩だ。しかも不良。あまり目の敵にしてると………殺られる。よし、心機一転、太一さん(仮)の名字を聞こう。





「…あの、名字教えてください、太一さん(仮)」






「や、太一で合ってるから」






「名前呼びは……太一さん先輩だと思われるので」






ほら、太一さんもイケメンな訳じゃん？ファンに刺されたらどーすんだ。……ｱｯ、この学校女性少なかったわ。





「ふーん…間が気になるけど。てか先輩だし」






「あ、私からですかね自己紹介。うん、名乗るときは自分からですよね。天瀬です」




「知ってるけど」





「…ほら！白布さんと統一感を持たせるためです！」







ぐ…この人押しに強い。かわされる。ちなみに白布さんは私のテキスト見てる。字汚いから見ないで欲しい。





「…白布は名前長いけど、俺名字の方が長いから。あと、名乗んの面倒」




「雑だな！」






もう良いや、諦めよ。私ボケっぽいけど、ツッコミになってる気がする。あと、この人と喋ると疲れる。






「…太一さんは気怠げ青年と心の中で呼んでました」




「なにそのカミングアウト。その通りだからなんも言えないけど。てか白布。何やってんの」





「ソイツのテキスト読み漁り。数学以外出来てる」




「数学やめてくださいｨｨｨｨｨ」





「逆に、数学ほぼやってない」






「数学以外は得意なんです！数学以外は！」






「てか、勉強音楽聴きながらやる？俺集中きれて無理。まずやんないけど」




「貴方たち出てってくれません？！？！」







この人達怖い。

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ラッキーハイキューキャラ!!

菅原 孝支

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