【ハイキュー!!】返却ぷりーず、平穏高校生活。

4.平穏 ページ13

「あ、誰もいない………！！！」






よかった………フラグ回収しなくて……！！ここなら静かに過ごせそうだ……！！


とりあえず鍵を閉め、ルンルン気分で窓側の椅子へ座る。日が当たっていい感じの暖かさなんだよね……。



イヤホンをして音楽を流し、勉強道具を机に広げる。音楽聴いてた方が気分ノるんだよね。わかる？好きな曲聴きながら勉強する楽しさ。つまんない勉強でもはかどるよ。





窓の外を見ると、……不良、だよね。そんな人達が楽しそうに談笑していた。…楽しそうに。




そんなこと、どうだっていーか。とりあえず私は数学のワークを手に取る。数学は苦手。や、マジで。良くわかんないもん。




中学校でさ？お菓子割りきれるように買えよ！とか、お兄さんと弟一緒に家出ろよ！とか何度叫んだことか。おかげで大声張り上げんの得意になったわ。いらねぇ。





「………っと」






脳内ではわやわや騒ぎながらも、手は休めない。まだまだこのレベルなら行ける。





「あー、数学嫌いだわ……」






前言撤回。無理でした。よし、違うのやろう。




諦めも肝心だよね………。流石にテストのとき、いくら悩んでもわかんない問題は飛ばすしょ？それと同じ。私は得意なやつを重点的にやる感じかな。





「おい天瀬。いるだろ。出てこい」









………………ふっ、遂に幻聴が聞こえるようになったか。ずっとイヤホンしてると耳悪くなるらしいから皆も気を付けてね。よし、勉強続き＿＿＿＿＿





＿＿＿＿＿＿＿＿ｶﾞﾝｯ





ふざけていると轟音と形容しても良いくらいの音。あれ、BGMじゃないな。(汗)








「………天瀬、」






「あぁぁすいません今すぐ開けますのでどうか命だけはぁぁぁぁぁ」





結論。天瀬は命がとても惜しかった。









鍵を開け、恐る恐るドアを引く。







「ｱｯ、ﾄﾞｳﾓ」





「どうも」




「ど ・ う ・ も」









開けた先には、普通な太一(仮)さんと、激おこ白布さんがいた。ｱﾚ、ｻｯｷﾏｲﾀﾊｽﾞﾅﾝﾀﾞｹﾄﾞﾅｧ(汗)








太一(仮)さん普通だよ？白布さん……。







「い、イケメンフェイスが台無しっすよ！」






「うるせぇ！黙れ！」





「ｳｨｯｽ」









やっぱり怒られました。や、わかってたよ？






おい、今すぐ題名変えろ！平穏じゃねぇよ！(悲痛な叫び)

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ラッキーハイキューキャラ!!

菅原 孝支

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