4度目の沈黙。 ページ19
あなたside
忘年会というものは
皆、盛り上がりすぎてハチャメチャになる
酒飲んで、食って、暴れる
ここの忘年会は
シラフで、まだ食べてなくて、沈黙
さっきまでの盛り上がりどこいった
せめて、流星とのんちゃんぐらいは生きろ
「み、みんな、、？忘年会だよ？」
桐山「A、淳太くんを頼んだよ」
「いや結婚しねぇわ」
�霤帖峩眩�感覚とか淳太狂っとるからな、」
「だから結婚しねぇわ」
神山「料理はいつでも教えたるし」
「神ちゃん？？結婚しないよ？」
重岡「これは、御祝儀やな……」
「しげ？？ん？なにそれ？」
なにこの団体芸みたいなの
自分もついツッコミしちゃったし
「淳太くんはもちろん君たちもだよ
アイドルだから、絶対ダメ
恋愛も結婚する気も無いよ」
小瀧「いややーAと離れるとかいややー」
「私だって寂しいよ、
今までが非日常すぎたんだって」
∣
「私が、淳太先輩と出会わなければ……」
重岡「それは違うでA、」
重岡「淳太と出会ってなくても、
俺は絶対Aとあの公園で会ってたで」
�霤帖峅兇笋辰討修Α�絶対会ってたやん！」
桐山「今回はたまたま
出会ったきっかけが淳太くんだっただけやで」
「……」
なんか、すっごくしんみりしちゃう
年末ってこんなんだっけ
まだ12月が続いてほしい
13月になっても良い
って、思ってしまう
7人は会見やライブのことで頭がいっぱいで、
今年あったことも今日のことも
すぐ忘れてしまうんだろうな
7人には絶対私情を出したくなかった
でも、無理かもしれない
今日のことも
今までの飲み会や食事会も
交わした言葉も
嫌々ながら交換した連絡先も
全部
忘れて欲しくない
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作者名：ﾋｶﾙ｡ | 作成日時：2023年8月3日 22時
