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学校は割とゆるいから、まあまあすぐに終わる(気持ち)
「わり、A、俺買い物行って帰んなきゃだから別で頼むわ。」
二郎たち、山田三兄弟は食事当番をローテーションしているらしい。
実は二郎の作るご飯、めちゃめちゃおいしかったりする。
「オッケー、気をつけてな。」
玄関に別に覚えてなくていいような、他愛ない会話をしながら向かう。
「んじゃなA」
「うん、バイバイ」
毎日こうゆう何気ないのが楽しかったりする。
.
校門を出て左に行って、
帰ろうと思っていたのに。
「ねえ!君、上戸鎖Aくんだよね??」
ピンク髪の俺より身長の低い、シブヤディビジョンの飴村乱数さんに似た男に声をかけられた。
とりあえず、こうゆうのは無視したほうがいいのを俺は知っている。
無視無視。
彼の横を通り過ぎようとした時だった。
「ねーえっ、なんで無視するの?」
小柄なのに、ガッシリと掴まれた腕。
やばい、この人っょぃ。
「…ぇ、あの、困るんですけど……。」
とりあえず、離してほしいことを伝えようと思った。
「ねえ、君、Aくんでいいんだよね??」
わっ、わあ…圧がすごい…
「…はい、俺がAです。貴方は…」
「僕は、シブヤディビジョンFring Posseの飴村乱数だよっ。」
ご本人様だった…
「え、あの、乱数さん、俺に何の用ですか?」
元TDDの彼が、俺みたいな高校生、しかも高校はシブヤにはないし…ほんとに関わりないから驚いた。
「そーそ!ねえもうAって呼ぶね?
僕、デザイナーやってるの知ってるでしょ?」
頷く
「それでねっ、今のカメラマンさんがほんとに僕と合わなくって!イケブクロのポスターの写真、僕だーいすきだから、Aにお願いしようと思って!
ねえ、ダメ??」
普通なら渋ったり、断るのかもしれない。
けど、彼は俺の写真を見て声をかけてくれた。
そのことに答えたかった。
俺の、各ディビジョンのポスターを作る夢を、叶えるチャンスかもしれないから。
「よろこんで、承ります。」
「…うん、Aならそう言ってくれると思った!そうと決まればシブヤにーーー
let's go!」
乱数さんは俺の腕を掴んだまま、歩き始めた
――――――――――-
すみません田舎モンなもんで、
シブヤに行くには電車とか使うんですかね
全然関東わからんです…m(__)m
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ちゃんく(プロフ) - すらいみーる@元もちづきさん» わ〜!嬉しいですありがとうござます!続編がんばります(^^) (2018年10月18日 7時) (レス) id: dbc9699b6c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんく(プロフ) - かなめさん» ありがとうござます!続編ですね!頑張ります(^^) (2018年10月18日 7時) (レス) id: dbc9699b6c (このIDを非表示/違反報告)
すらいみーる@元もちづき(プロフ) - まだまだ読みたいので私も続編希望です!!! (2018年10月15日 23時) (レス) id: 3b52443fef (このIDを非表示/違反報告)
かなめ(プロフ) - 続編希望です!!! (2018年10月15日 19時) (レス) id: 1c0cf9ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんく(プロフ) - 松の葉さん» お褒めの言葉めちゃくちゃ嬉しいです( ; ; )受け主やっぱいいですよね!更新頑張ります!これからもよろしくおねがいします!(^^) (2018年9月30日 22時) (レス) id: dbc9699b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃんく | 作成日時:2018年8月21日 7時