世界一の三兄妹 (ページ36)

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廉「はいこれでえーかー？」

鏡を見ると髪の毛がゆるふわに可愛いく巻かれていた。

『廉兄天才！ありがとう！大好き！』
ギュッ

廉「はいはい、そりゃどーもーっと。んじゃ寝るわ。楽しんでこいよ。」

本当に廉兄は優しい。今度ケーキ奢ってあげよ。

時計を見ると6時55分。

ﾋﾟｺﾝ
しょー朝早いからピンポン押さないで外で待ってる!もう居るけどゆっくりでいいから!
A今行くね!

急いで外に出ると、7時だというのに爽やかに笑ってくれる紫耀がいた。

紫「おはよ！行こ？」

『おはよう。行こっか！』

当たり前のように手を差し出してくれる紫耀。
手を繋いで歩き出す。

『どこいくのー？』

紫「んー？着くまで内緒！」

電車に揺られること1時間。

着いた駅は「次は〜舞浜〜舞浜〜。」

紫「降りるよ！」

舞浜ってことは？
そうだよね？

駅を出て、ゴソゴソとカバンを漁る紫耀。
紫「あった！じゃじゃーん！」

『デ○ズニーのチケット！？』

紫「はい！プレゼント！」

『まって、お金！』

紫「いらん！今日は俺からのプレゼント！」

『えぇーでも、』紫「いいの！行こ？」