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Yuta side
どうやって、家まで帰ってきたか分からない。
Aは母さんと住むことを望んでるんだろうか。
Aは俺と廉よりも母さんと住む方が幸せなんだろうか。
3人で年末に旅行に行った時の写真を見て考える。
廉「ただいまーーー。おー、優太帰ってたん?」
優「廉、話ある。座って」
廉「なになに?どしたん?」
優「今日、母さんにあった。Aと会いたいって。Aとまた住みたいって。なぁ、廉、どうしたらいいかな。俺、あいつ手放したくねえよ。こんなこと思う俺って最低かな。」
思わず涙が出る。
廉「…決めんのはAや。そんなん俺もAを1度捨てた母親の所になんか返したくない。でも、Aのお母さんはあの人や。俺達は母親でも父親でもない。決める権利は無い。もし、Aが母さんを選んでも笑って背中押してやろうや。」
優「廉、。明日、明日言う。今日は無理。」
廉「せやな。明日言おう。俺も明日早く帰ってくるから。」
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作者名:みみお | 作成日時:2022年7月5日 19時