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場面が変わる。
何もない。上も下もない、真っ暗な空間。
そこに佇むのは、1人の少女。
灰色の長い髪。金と黒のオッドアイ。
少女は何かを呟く。
『 たい。』
『 して。』
『 を で。
だって は だから。』
途切れ途切れの少女の呟きは、誰の耳にも届かず、ただ闇に呑まれる。
そして、少女もまた、深い闇に呑み込まれていく。
『おねがい、だから____!!』
虚しく響く、魂の叫びを置き去りにして。
めまいがする。吐き気がする。
私の中の、どうしようもない暗い感情が沸き上がる。
それでも。全ての感情を押し殺す。
"ふくしゅう"の、その日まで。
長い過去の話が終わった2人の元へ行く。
利用させてもらうよ?
貴女の復讐心......。
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作者名:SHINE・RYEHL x他1人 | 作者ホームページ:http
作成日時:2017年5月22日 20時