命授かりました。（黄橙） (ページ26)

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照史side

淳太くんがこの前言ってた。
俺たちは籍は入れれんのかなって…

たしかに、同性婚が認められてへんから難しいとは思う。
けど調べてもないのに出来ないって決めつけたくない。

俺は知り合いの弁護士に相談した。

そしたら色々相談とか乗ってくれて、なんとか出来るかもって…

同性婚ってはなるけど、淳太くんが特殊な体をしてるため、それを妻と考えるらしい。
特別に許可が降りたいみたい。

後から聞いた話なんやけど凄く色んな所を回って調べて、お願いしてくれたみたいで…
ほんまに感謝しかない。

ってことでいよいよ今日、プロポーズする。

照「淳太くん、今から連れていきたいところあるんやけど体調大丈夫？」

淳「今日は落ち着いてるで。」

照「ほな行こ！！！」

ある程度準備を済ませて出発する。

淳「ねぇ、どこ行くん？、」

照「それ言ったらおもろないやろ？」

幸いなことに道中で寝てしまった淳太くん。

目的地に着いて淳太くんを起こす

照「おはよっ笑」

淳「ごめん、寝てもうた。」

照「ぐっすりやったな笑」

淳「ここって…」

照「そう！！海！！」

ただの海じゃない。
俺らには思い出が詰まってる海

ここは何回かきて、遊んで、相談しあったり、時には気分転換で夜風にあたりに行ったりと…笑

プロポーズには最適な場所やろ？

照「足元気をつけてな？」

転けてしまうと危ないから手を引いてエスコートする。

ほんまはスーツとかにしようかなって思ったけどなんか、ラフに行きたいなって笑