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秘密の場所(1) ページ15

Aside






先生「…という訳で、一通り一眼レフカメラの使い方を教えました。 来週までに『風景写真』を撮って来て下さい。」


先生「機材は隣で借りるように。 以上。」


比奈乃「…うわぁ どうしよかな〜」


A「期限1週間って意外と無いよねぇ笑」


比奈乃「本当にそうだよぉ…何撮ったら良いんだろ〜」


A「今思いつかへんし、家で考えるわぁ。 じゃあまたね」


比奈乃「課題出来なくて飛ぶんは無しだからねー!」


A「そんなことで単位落としてられへんわ! ほら比奈乃!機材借りに行くで!」


比奈乃「本当、Aって関西弁コテコテだねぇ」


A「ええやん! 何か悪い?笑」


比奈乃「いーや。 可愛いで。」


A「関西弁のイントネーションちゃう間違ってるから!笑」




比奈乃とは安定にどうでも良いいざこざをしてから別れた。
でも何をテーマにして撮影するか決められないまま、いつの間にか自宅に着いていた。


数日間考えていたけど、ピンとくるものは無くただ時間だけが過ぎていく。
次回の授業までの時間がなくなってきていた。



A「うわぁ…マジでどうしよう…」


A「う〜ん、あの広場もいいけどなぁ。 いやでも…」


智洋「A〜 どうしたん? うんうん唸って」


A「いやぁ、学校の課題やねんけどさぁ… どうしようかなって思ってて」


智洋「へぇ〜 どんな課題なん?」


A「こんなんやねん」




と伝えてからレジュメを渡した。




智洋「写真基本演習… おもろそうな授業取ってんねんなぁ笑 で、『風景写真』を撮るか…」




トモが少し考え事をしたかと思えば、




智洋「よし。」


智洋「A、秘密の場所に向かうで」


A「え? 今から⁉︎」


智洋「そうやで」


A「なんでいつも急なん!」


智洋「まぁまぁ、やいやい言わないの笑」




アースくん(車)に乗せられ、
そして郊外の方へ向かっていく。




智洋「なぁ、その一眼レフで星を綺麗に撮れるん?」


A「色々設定をいじったらまぁまぁいい感じに撮影できると思う。 夜に撮ったことないから分からんけど。」


智洋「…ふーん。」




意味深すぎる質問を途中されたけど、車に揺られること1時間。

最後の方は完全にガタガタの山の中。




智洋「…ほい、着いた!」


A「え!ここ?」


智洋「そうそう! だからはい、降りた降りた!」


夢「…うっそ、ほんまもんの山の中やん」



.

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作者名:蘭夢 | 作成日時:2022年8月7日 22時

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