打倒原作！ ３６ ページ36
ある日の昼下がり、私はナルトの姿で里を散歩していた
ふと遠くに駄菓子屋が見え、私は軽くスキップしながらそこに向かう
「うー……お金が足りないよ」
「もっと計画的に使えよ」
おお……随分とシビアな会話
そう思いながら駄菓子屋に近づいて行くと、ある二人の少年がそこに立っていた
一人はややほっちゃりとした体形の男の子
もう一人は、ツリ目のしっかりした男の子
……見覚えがありすぎる
『どうかしたんだってばよ？』
そんな二人に声をかければ、驚いたように此方を見た
……あ、気配を消しちゃってたかも
上忍とかにはバレるけど、流石に同年代の子にはわかんないよね
カカシ先生を吃驚させたくて、最近は気配を消す事を頑張っている
まぁまだ気付かれちゃうけどね
「あ、ああ……チョウジがお金が足りないって。生憎俺もそんなに持ってないから……」
しっかりしてるねぇ……
ていうかやっぱりチョウジだったんだ
「でもこれ食べたい……」
しょんぼりとするチョウジ
黒髪の男の子――シカマルは面倒そうに溜め息を吐いた
……よし！
まぁここは二人と仲良くなるチャンスだもんね！
少しくらいの出費なら痛くも痒くもない
私は二人に笑いかける
そしてそのままポケットから蛙の財布を取り出した
『いくら足りないんだってばよ？』
「えっ！ 流石に知らない子から借りるのは……」
チョウジ良い子かよおおお
そういうの気にしない人だと思ってたわ……
ごめんね……
『良いってばよ！ その代わりさ、俺と仲良くしてほしいってば！』
お金で釣ってるみたいであんまり好きじゃないけど
でもまぁ、幼い子達にそんなのわかんないよね
それに！
チョウジとシカマルは、初期からナルトとかなり仲良くしてくれてたし……
だから多分大丈夫！
……そうだ、折角だから変化を解いた姿も見せよう
二人なら黙っててくれそうだしね
「それくらいならお安い御用だよ！ ね、シカマル！」
「まぁ……そうだな、めんどくせぇけど」
既にめんどくさいのか
あんまりめんどくさがり過ぎると、将来大変な事になっちゃうよ？
私が火影になったら、バンバン働いてもらうからね!!
だって私、書類とか書けないもん！
全部シカマルに押し付けよう……
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きなこもち(プロフ) - まだ読み始めたばかりだったのに絵だけで好きになりました。マジで可愛いです (8月31日 18時) (
レス) @page2 id: adaa9ec5a1 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 幼少期ナルトちゃんかわよ！ (2021年10月6日 20時) (レス) @page2 id: ad944f8965 (このIDを非表示/違反報告)
簿地(プロフ) - 壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» 風邪なんですか！お大事にしてくださいね！更新もゆっくりしていきたいと思います_(._.)_ (2018年11月8日 20時) (レス) id: 62d010b4c5 (このIDを非表示/違反報告)
壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - マジですか？！インフルエンザも流行ってくる頃かも知れませんね私も実は風邪気味です。薬飲んで治しマス！更新お休みしてもいいっスからね！頑張ってください！ (2018年11月7日 16時) (レス) id: db7414564c (このIDを非表示/違反報告)
簿地(プロフ) - 壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» もしかしなくともインフルエンザでした…笑笑コメントありがとうございます！ (2018年11月3日 18時) (レス) id: 62d010b4c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：簿地 | 作成日時：2018年9月2日 11時
