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そのあと、結局３人は家の壁に飾ってあった写真まで１つ１つ見て回ったが、特に何も見つからなかった
Aは最後の卵ボーロを大事に食べるおそ松を見ながら考える
貴方の後ろに、と言っても、チビ太はいつも同じところにいるわけではないのだ
わからない
どうしよう
と、その時、ある人の言葉を思い出した
ボサボサの髪に、ボロボロのコート
一歩間違えたら犯罪者のような風貌のその人は、少し前までAの上司だった人だ
その人はAの記憶の中で口を酸っぱくして繰り返していた
“いいか、佐倉。先入観に囚われるな。捜査をするにおいて、「ありえない」事はないと思え”
Aはもう一度ヒントを思い出す
そうだ、１つ目のヒントは役にたちそうにないなんて決めつけるには早いじゃないか
家の中、という単語には何か意味があるのかもしれない
Aは必死で記憶を探る
と、あることを思い出した
『“おでんの家”…』
「ん？」
突然呟いたAに驚いたのか、チビ太とおそ松がAの方に視線を向ける
『家の中って、“この家の中”とは書いてないですよね…？』
そうか！と声をあげるチビ太と、Aちゃん凄い！！と目を輝かせるおそ松に、Aはどこかくすぐったい気持ちになる
そう、“家の中”は“おでんの家の中”を指しているのではないか
そう考えた一行はすぐに庭へと向かう
庭のすみにある“おでんの家”
懐中電灯を手にしたチビ太がその中を照らす
皆が息を殺して見守るなか、チビ太は告げた
「…何もねぇな、バーローチクショー…」
「えぇ〜！？」
ハズレぇ！？っと叫ぶおそ松は不満の色を隠しきれていない
チビ太も残念そうに、ああ、と答える
Aも期待した分落胆が大きい
仕方ない、また考えよう。そう思ったのだが。
ここでおそ松が奇行に走った
「きっとよく見えないからだよ！えい！」
ベキッと音がして、おでんの家が２つになる
否、正確には屋根がとれる
Aは驚愕で声もでない
チビ太も目を丸くする
「おいおい何してんだバーロー！」
「あ、ごめーん★」
「…本当あんたとんでもねぇなチクショー…」
やれやれ、とため息をつき、チビ太は屋根を被せる
後で直すからさわんじゃねぇぞ、と言って苦笑するチビ太とけろっとしたおそ松を眺めつつ、Aはそれでいいのかと目をむく
苛つきが増すのを感じながら、彼女は庭を後にした
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雪だるま - おでん旨そう……(´▽`*) (2017年4月24日 19時) (
レス) id: 71f12d7c08 (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - お久しぶりですぅうううううう！！最近高校生活で忙しかったぁあああああああ！！そしてリア充は○ねぇえええええええ！！(激怒) (2017年4月24日 19時) (レス) id: 71f12d7c08 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - マゾT・Eさん» はわわ、ご卒業おめでとうございますぅ！！.ﾟ+.(≧∀≦)ﾟ+.ﾟ私も卒業しましたので、これからは更新がんばりますよー！(笑) (2017年3月19日 16時) (レス) id: e328e30274 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - 雪だるま(卒業したぁあああ)さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年3月19日 16時) (レス) id: e328e30274 (このIDを非表示/違反報告)
マゾT・E - 私も今日卒業して明日合格発表です。これからまた、おゆまるさんの作る作品楽しみに待っています！頑張ってください！ (2017年3月16日 22時) (レス) id: 89446e9827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる | 作成日時：2017年1月6日 8時
