[sly]共犯者 ページ8
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目の前が血の海だ
どうして、こうなってしまったんだろう
なにが間違っていたのだろうか
どこからおかしくなっていったのだろうか
咄嗟に1人の幼なじみに電話をかけた
s『...どうした?』
A『せりー、あのね、あの、その...えと、』
s『...そっち行く』
sellyは私の様子がおかしいのを感じ取り
こっちに行くと言った
sellyとは小さい頃からずっと一緒にいた
学校では話さないものの
学校から帰ってきたらsellyの家に行ったりして一緒にいた
家が近いからすぐ来ることだろう
何から、説明すればいいんだろう
ガチャ...
s『はぁ、はぁA?』
思ってたより早かった
A『どうすればいいの...』
A『ねえ、selly、
私、
親を殺しちゃった』
目の前の光景を見て目を開き固まるselly
A『しょうがなかったの、いや、これは言い訳だよね...』
A『でもね、わたし、わたし...』
涙がポロポロと零れる
sellyは無言で私を抱きしめる
sellyは私の家の事情を知っている
s『Aは悪くない、悪くないよ』
そう言い、手を繋いで家を飛び出した
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作成日時:2024年3月16日 12時