【短編集】すべてが美しい【C.R】

［mnd］告白 ページ25

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m『あ、おはよー』





朝靴を履き替えている時





A『わ！あ、おはよう！』





眠たそうな君の声でバッチリと目が覚めた





今日は、今日こそはちゃんと伝えよう…！





この"気持ち"を





隣の席で授業中なのにも関わらず寝ている君





いつも何時に寝てるんだろう





帰ったら何してるのかな





なんでこんな私に毎日挨拶してくれるんだろう





こんなにもひとつの事で頭がいっぱいになったことは無い





君のことが頭から離れないんだ





m『……A？』





A『へ？あ、なに？』





m『ふっ何考えてんの』





も、もしかしてmondoくんは私の頭の中が分かるの……？！





m『ずっと今日ぼーっとしてるけど』





……杞憂だったみたい、私が馬鹿すぎて恥ずかしくなる





A『やー…眠いのかも、』





m『ふあぁ、俺も眠い』





もう1回寝るわって言ってまた机に伏せた君





あーなんでこんなに好きなんだろうか





隠すように机に伏せた





夕方頃、みんなが帰った放課後





私は今玄関でmondoくんを待っている





今日1日ずっと心臓がドキドキしていた





m『A？なにしてんの？』





A『あ……』





靴を履き替えたmondoくんが歩きながら言った





A『あのね、言いたいことがあるの、！』





そう言ったらmondoくんは私の方に近ずいてきて





m『ん、どうした』





恥ずかし過ぎて顔が見れない





伝えなきゃ、いけないのに





これが最後のチャンスなのに、





A『う、あの、その……』





でも言えない言葉が出ない





顔すら見れない





そんな私を見た君は





ニヤニヤしながらこう言った





m『あーもう待てない』





m『なあ、A』





『好きだよ』





私の聞き間違えじゃなければそう聞こえた





A『え……』





直後に重なった顔と顔





まって、それは不意打ちすぎる……！





m『Aは？』





A『、ずっとすき…！！


眠たそうな君の声も、こんな臆病な私に優しくしてくれる


mondoくんがずっとすき…！』





夕日に照らされて更に赤くなった顔の私を見て





mondoくんは満足そうに笑った





m『じゃあもうずっと俺のもんだね』




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ハートアラモードという曲を私なりにパロりました！

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