[sly]ばいばい ページ24
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s『……どうしても行かなくちゃいけないのか』
A『うん、私、夢を叶えたいの』
真夏の日差しがガンガンに当たる昼頃
私たちは今空港にいる
A『ここまで送ってくれてありがとう』
最後のお別れになるかもしれない
A『…私も、寂しいよ』
A『sellyのおかげでここまでこれたんだ』
私の夢は医者
世界の難病を治したいから世界へ飛び立つ
s『…ずっと頑張ってたもんな』
A『sellyがいなかったら諦めてたかもね』
視界が歪んで見えなくなる
A『ありがと、せりー……』
泣いている私をsellyは抱きしめて
s『泣くぐらいなら行かなければいいのに…』
A『……っだって、さ』
s『あー、そんなこと言っても聞かないのがお前だよな』
A『ねえselly、私が立派になったらまたいつか、』
A『……会ってくれる、?』
sellyは私に触れているか分からないくらいのキスをして
s『ずっと、待ってる』
付き合ってるとかそんな甘い関係じゃない
この関係を私たちはなんというのか分からない
A『ばいばい、selly、』
再び会うことが出来たら
この関係に、名前を付けるとしよう
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作成日時:2024年3月16日 12時