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A『...私は持ち主のために、手伝っています』
どことなく表情が曇っている
A『...mondoさんより前の持ち主は、
いつも手伝いだけしていればいいとおっしゃっていました』
A『...私は手伝いをしなければいけないのです』
m『なんで』
A『故障、してしまうので...』
故障...?なんの事だと表情にだすと
A『叩かれてしまい...故障するのです、』
驚いた
そんなことをするやつがいるのかと
A『だから、私はずっと持ち主さんのためになることは、
お手伝いをすることだけだと思っていたので...』
A『...なにか、mondoさんの気に触ることを、
してしまいましたか?』
m『んーAが手伝ってくれるのはありがたいよ』
m『だけど俺はAがしたいことを優先したい』
今度はAが驚いた様な表情をした
A『私のしたいこと...ですか、?』
m『うん、何したいの』
A『...........私は、もっとmondoさんと、
お話がしたいです...』
A『あと、あと私を捨てないでほしいのです...』
捨てるもんか
m『捨てないよ、絶対に』
Aは笑った
優しく
なんでだ、機械なのに、
AIロボットなのに
なぜ、こんなに魅入ってしまうのだろうか
A『どうしてmondoさんは、私に優しくして下さるのですか』
m『...さーね、知らん』
きっと初めて人間らしい笑顔を見た時から
俺はずっと心を奪われてたんだろう
それからAは程々に手伝いをしては俺と話をしたりした
よく笑う様になった
ほんとにAIロボットなのか?と疑う程に
そんなある日、俺があの日聞いた様に
あなたが俺に聞いてきた
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作成日時:2024年3月16日 12時