【#12】泣いてるあなたも ページ1
藍「なあ、Aちゃん！今日予定開いとる？
Aちゃんの家行ってもええ？」
朝一番に彼からかかってきた電話。
寝起きの頭をフル回転させて何で返すべきか考える。
特に何か予定があるわけではないし
藍のことはもちろん大好きだ。
けれど今日は何かダメな気がする。
何だか泣いてしまいそうな。
そんな何かがある気がする。
なんだか気持ちが乗り気にならなかったものの、
藍「俺が会いたいんやけど…？あかん……？」
なんて電話越しでもしっぽが見えるような
そんな言われ方をして断れるわけがない。
A『わかった、午前は部屋の片付けとかしたいし、
午後からならいいよ』
よっしゃぁ！なんてかわいく喜ぶ声を聞きながら
またね、なんて言って電話を切る。
付き合って数年経つ私と藍は
最初からずっと変わらずお互いに接しあっている。
冷めたな、なんて感じることはないし
喧嘩だって年に1、2回したら多い方だ。
たまに大喧嘩なんかもしてみたいなんて
思うこともなくはないけれど
辛い思いをするよかいいかなと
結局思ってしまう。
そんなことを思っている間に
電話を切ってから既に数十分が経っていることに気がついた。
A『藍が来るし、部屋の掃除と片付けしよっかな…』
変わらず乗り気になってくれない気持ちを抑えて
藍が来てもいいように支度を始めた。
…………
こんな感じでいいんでしょうか……
久しぶりすぎて感覚を忘れております
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せつな(プロフ) - 雫愁凛さん» ありがとうございます！超絶亀更新になると思いますが、よろしくお願いします！笑 (11月22日 22時) (
レス) id: 8906c4a1fc (このIDを非表示/違反報告)
雫愁凛(プロフ) - すんばらしいくらいにニヤニヤが止まりません！幸をありがとうございます‼️これから応援させていただきますッ！ (11月22日 21時) (レス) id: c015e041e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せつな | 作成日時：2023年11月20日 23時
