60 、レディ ページ26
エリスからお茶会のお誘いが来た。
これをスルーするということは首領に仇なすと同等の意味である。
「すみません。今手が離せないので開けてもらって結構です。」
そういえばエリスが飛びついてきた。扉からあの距離を一瞬で移動して。
「ねぇ、Aお茶会しましょ!いいでしょ?」
「構いませんが少々お待ちください。」
Aは書いていた書類を引き出しに終うとくっついていたエリスに離れてもらった。
Aは奥の方からこの間部下にもらった高級クッキーの箱を出してきた。
「エリスたちと食べようと思ったんですよ。」
「本当!?うれしいわ!早くいきましょう」
そう言いながらもエリスはもう走り出していた。
長い廊下を走り、エレベーターに乗り込むとそこには無精髭を生やした男がいた。
「織田作さん。こんにちは。」
織田作之助。下級構成員だ。
「Aじゃないか。今日は来るのか?」
「行きます。」
そう言えば織田はわかったといいエレベーターを降りた。
二人が向かうのはまだその上の上。最上階だ。
エレベーターの扉が開くとそこには何人もの構成員が武器を持ち、存在していた。
「こんにちは。」とAが挨拶すればすんなりと通してくれた。
その先には大きな扉があり、其れを開けばポートマフィア首領のお出ましだ。
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作者名:yugi 0434 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/profile
作成日時:2019年1月23日 23時