37 、ー過去編ー 長女はドジ ページ2
六時
この時間はみんながおきる時間や
おかあさんの包丁の音
おとおさんのあわててるあし音
いろんな音が聞こえてくる
ドンドンドンドンドン
しずくや!!
雫「ねぇがいない?」
おかあさんがくるまで後すこし
柚「A!起きなさい!其処にいるのはわかってるのよっ!」
「バァッ!おはよう!」
押入れで寝ていたAは蔓延の笑みで挨拶した
柚「ちゃんと布団敷いて寝なさい」
柚月はそう云いながらAに着物を着せ、髪を整えた
おかあさんとしずくは先におりちゃった……
わたしも行〜こ!
下に降りていると何時もの様に一段踏み外し階段から落ちた
落ちる!
目を瞑った瞬間ふわっとした感覚に包まれた
「おとうさん?」
春「気をつけてなきゃ駄目だよ」
男性にしては高い艶のある声で云った
「こんどからは気をつけます!」
笑顔でそう云うと二人で洗面所に向かった
「コップとって」
晴雪は「はいっ」と云ってコップを渡した
うがいをし、顔を洗うと次は居間に向かった
柚「二人とも遅いっ。何してたの」
柚月は少し怒りながら朝食を並べた
この後晴雪は直ぐに仕事に行き、柚月も晴雪の少し後に仕事に行った
此れが何時もの一条家だ
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作者名:yugi 0434 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/profile
作成日時:2019年1月23日 23時