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「ちょっと、ノックしてから入ってよ!
…ソンミナ。」
「ごめんごめん。」
ソンミナ。
昔からの唯一の幼馴染の彼は
家に上がってくることが多い。
それも、お母さんのお気に入りだから
家族のみんなも受け入れてしまっていて。
ついでに、悪びれる様子もなく
私の部屋に入ってくる。
…そのたびにどきどきしている
私も気持ちも知らないで。
「今日、めっちゃ怒られてたね?
なんかしたの？」
「テストの点が…悪かったの。」
「ふーん、そんなに？」
ソンミナは、私の成績表を見て
「これは結構…。」と言った。
そうですよ、どうせ馬鹿だもん!!
思わずふて腐れてしまうのは
何も言い返すことができないからだ。
成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群。
そんな完璧要素が三拍子揃っている彼は
もちろんのこと学校の人気者で。
いくら幼馴染と言っても
いつまでも私に構っている
理由がいまだにわからない。
「僕が家庭教師やってあげようか？」
開いた口がふさがらなかった。
今何て言ったの…？
「勉強教えてあげるよ。」
「え、いいよ!!」
あまりにも気が引けた。
私のせいで、彼の勉強の邪魔を
するようなことはしたくない。
でも、そのことをいくら必死に
伝えても彼はびくとも動かなかった。
「少しだけでいいからさ。
試してみてよかったら正式に
教えるってことでどう？」
とうとう、負けてしまった。
でも、自分自身の中で
喜びを感じてしまってる部分が
あったのも嘘じゃなくて。
わかった、と言った時の
ソンミナの嬉しそうな笑顔は
私の胸を爆発させそうだった。
そんな、私のことも知らずに
ソンミナは数学のテキストをめくり
適当なページをを開くと
私に向かって解説を始めた。
「……ほら、できた。」
五分後、私は彼のすごさを
知らざるおえないことになった。
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ぺりーぬ。(プロフ) - ひまわりさん» わわ、そんなこと言っていただけてすごく嬉しいです!! ひょくのイメージを崩してなかったら良かったです＾＾ (2015年5月25日 21時) (
レス) id: cc7ef5f842 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - ぺりーぬ。さん» ありがとうございます！すごくステキなお話でした！不器用で純粋なヒョクらしいな。なんて思いながらほっこりした気持ちになりました♪ (2015年5月25日 4時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺりーぬ。(プロフ) - ひまわりさん» どうでしたでしょうか!!ご希望に添えていたら嬉しいです＾＾ もしも、またリクエストなどありましたらいつでも言ってください!!! (2015年5月24日 22時) (レス) id: cc7ef5f842 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - ぺりーぬ。さん» 特にないです！サプライズを期待します！ (2015年5月23日 21時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺりーぬ。(プロフ) - ひまわりさん» 返信遅れてすみません!!汗 了解いたしました、ひょっくんですね＾＾他に何か設定とかありますか!?あったら教えてください!! (2015年5月23日 20時) (レス) id: cc7ef5f842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺりーぬ。 | 作成日時：2015年3月21日 23時
