悪魔学校事務員、弟達に家燃やされたので教師寮に移ります……

完全なるoffモード ページ23

Aside









現在バラム先生とカルエゴ先生と別れ、他の教師方と一緒に徒歩で教師寮に向かっている。ちなみにレイは私の腕の中で眠ってるよ…。

いいよな…2人は自分の家があって……私の家は燃えたぞ？？


ジト目で隣を歩く2人、レンとハルを見る。






ﾚﾝ「……A姉、そろそろ無言で僕達を見るの止めにしない？」


ﾊﾙ「さっきの`よろしくお願いします´の言葉からほぼ放心状態じゃん…。」


いや誰のせいでこうなってると思ってるん…？

あとシレッと頷いてる先生方、顔覚えたからね？？


『誰かさんの所為で家が燃え、望まぬ職業に就かされた私の気持ちを考えてごらんよ？？』



ﾚﾝ･ﾊﾙ「「サーセン…。」」





ﾗｲﾑ「まぁまぁ、もう決まってしまったことだし私達もサポートするから！」


ｽｰｼﾞｰ「ふぃ〜。分からないことがあれば些細なことでも聞いて下さいねぇ。」


ﾓﾓﾉｷ「わ、私も！何か出来ることがあるなら、お手伝いします！！」





女性陣教師方！！！

慰めて貰えるって…こんなに嬉しんだね…。




そして、喜びのあまり私は……





『も〜っ！ありがとうございます！！！』ﾀﾞｷｯ


教師陣「「「「「？！？！？」」」」」



ん？今私が何をしてるかって？ふふふ、女性陣3人に抱きついてるのさ！

嬉しすぎて！！



※これが完全なるAのoffモードです。






それにしても……なんか固まってる？

男性陣教師方もこっち見てガン見して固まってる…


え？私なんかした？？



私までもが「？」状態になっていることを察した双子組…



ﾊﾙ「あ〜、多分A姉の完全なoffモード見てビックリしてんだと思う。」


ﾚﾝ「A姉のoffとonの違い、初めて見る人からしたら二重人格に見えてもおかしくないからね…。」


『……なるほど。いや、二重人格は聞き捨てならんけど、なるほど…。』


確かにonとoff状態じゃ、自分でも意識出来るくらい性格全然違うからなぁ〜。




そう思い、確かにいきなり抱きつくのは良くなかったかな、と離れようとした瞬間、



ギューーーーっ！！！





え？






今どういう状況かというと、3人が私をガッチリと囲むようにハグをしているのだ…。



そう、私にハグ…。

いやなんで？！？！






ﾗｲﾑ「ギャップ萌えって…こういうことなのね…！」



ｽｰｼﾞｰ「ふぃっ！」


ﾓﾓﾉｷ「そうですねっ！」













この後数分間、このままの状態なのだった…。

二重人格じゃないからね？！→←良い機会

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