悪魔学校事務員、弟達に家燃やされたので教師寮に移ります……

現実と向き合おう… ページ21

Aside









先程の爆弾発言に対し私はというと……




『いやいやいや……、ダメですっておかしいですって……。それに私は第一、生徒にものを教えたことすら有りませんし…』



全力で反対の意を伝えていた。



授業をするなんて絶対ヤダね…




ｻﾘ「それに関しては大丈夫だよ〜。だってレンくんとハルくん、いっつもテストで優秀な成績取ってるんだもん。一緒に住んでるってことは、いつもAさんが勉強2人に教えてたわけでしょ？」




そうだよ…そうだけれども！！


レン、ハル否定するんだ、否定！！




ﾚﾝ「あ〜。」(教師寮に住めるなら…)

ﾊﾙ「確かに！！」(教師寮、、、見てみてぇ！！！)




肯定すんなぁぁぁ！！






ｻﾘ「って訳だから、大丈夫！それに、授業してもらうのは他の先生が用事とか緊急で出来ないときに代わりにしてもらうだけだから！」





簡単そうに言うけど、それってさ…全ての教科に対応しろって言ってんのと同じだよね？事務員よりブラックじゃね？？




『ち、ちなみに拒否権は……』



ｻﾘ「勿論ないよ！！これは理事長命令だからね！」




うん、なんか途中からそんな気がしてたわ…




ｻﾘ「あ！手続きは僕がしておくから安心してね！！寮は先生方に案内してもらって！それじゃあ、僕は可愛い孫の元へ行かないとだから！！そうゆうことで！」



「ビューン」と効果音が付きそうなくらいの速さで職員室を出ていく理事長…


まるで嵐だったな……




『………。』



話と現実に取り残されていた私は、






『えっと……よろしくお願いします………。』




とりあえず、現実と向き合うことにするのだった。

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