悪魔学校事務員、弟達に家燃やされたので教師寮に移ります……

事態・急展開 ページ20

Aside






『「「「「り、理事長？！」」」」』




突然理事長が現れた…。

話は聞かせてもらったって…いやいつから居たの？！
全っ然気づかなかったんだけど…



そんなことを思いつつ、しっかり頭を下げる。

一応これでも上司なわけだし、他の先生達も驚きつつしっかり頭を下げている。




んで……




『……はい？』



今この上司はなんて言った？！教師寮においでって？

うん気のせい気のせい…これは多分聞き間違いだ。


だってあの教師寮だよ？？

教師しか入れないあの誇り高き文化財よ？


うん、、、聞き間違いだな。←強制



ｻﾘ「あ！聞き間違いとかじゃないからね！」



いや、なんで考えてること分かるの？！

さっきから怖いよ？！


『…大変ありがたいお誘いですが、私の様な低位階の悪魔が誇り高き文化財に入り浸ることなど出来ません……。』


とりあえず断りを入れる。
だって私、位階〖5〗だよ？

他の先生達は〖7〗か〖8〗なのに、格が違いすぎる。
それに私には弟や妹もいるし…。


ｻﾘ「え〜。でも、家燃えちゃったんでしょ？今日からどうするの？」


ウン。痛いところを突かれたね……。


『さ、サバイバル生活とか…？』


「ﾌﾞﾌｫ」


あ、今誰か教師の中で吹き出したな…。

あぁ。もう見て…、ダリ先生なんか笑い必死に堪えて震えてるよ…。

他の先生達も笑ってるし…。



『それに、私は教師ではありません…ただの事務員ですので……。』





ｻﾘ「う〜ん。別にいいと思うんだけどな〜。あっそうだ！」










ｻﾘ「いっそのこと教師になればいいんだ！！」








ん？





ｻﾘ「教師になれば教師寮に居ても問題ないよね〜。子供達はオマケってことにしとけばいいし！」






『え？いや、ん？？』








ｻﾘ「今日はウチの孫の入間くんがお世話になったみたいだし〜、入間くんもA先生って嬉しそうに呼んでたから！うん、そうしよう！」






ｻﾘ「っと言う訳で、今日からAさんは教師寮に住む教師だから！よろしくね！」








『はいぃぃぃぃぃいい？？？』

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