文ストの世界がカップルまみれになったなら【文スト】

慣れって怖いね〜 ページ7

翌日

小鳥の囀る朝は来ません。

だって今は真冬だもの。コイズミ(み●を風)


じゃあ何が私を起こすの？



「起きて！起きて！」



美女だよォッ！！


今呼んでいるのは岩ちゃん。

お岩さんと云われる事が多いかな。

四谷怪談の主人公。この子は只々不幸なの。夫を祟って怖がられてるけどとっても美人ですごくいい子。

夫の所為で綺麗な顔に火傷のような痕が…

祟って当然だね。原因も夫の浮気だっけか？

彼女はその事を気にしているから声には出さない。


『お早う岩ちゃん！』


朝一で見る顔が美しいと一日中善い気分だ！


料理上手な岩ちゃん。朝飯うまし！


支度をしたら、探偵社へ行こう！


＿＿＿＿イン探偵社


現在時刻は9:27。

如何やって扉を開けよう？

…広津さん風で行くか。


勢い良く扉を開けた私。


「！！誰だ！」

『探偵社へ来るのに予約を忘れていたな。今回は大目に見てくれ。

何、用事は直ぐに済む。




太宰さんいますか？』

太宰「はぁい！素敵なお嬢さん。随分なご登場だ。
私に何かご用かな？」


うっわ素敵とかいうなよ太宰さん。

めちゃくちゃ照れる。

にしても


『でけぇ…』


身長180cmだっけ？思ったより大きい。

その後軽く自己紹介して…


本題に入ろう。


『中原中也さんの恋人をしっていますか？』

「知らないねぇ」

『知りたいですか？』

「うん。とても」

『私が教えます。

その代わり、A議員の12月24日の動向に就いての記事の発行を支援して頂きたい。

政治的な圧力…ポートマフィアからでもありますので。』


確かに命が大事だとは云ったけど、命を探偵社に守って貰うなら仕事もするよ？


「それは大変だ。

…でもAさん。中也一人の情報じゃあ、見合わない仕事じゃない？」

『承知の上で。芥川、立原、梶井、そしてエリス。この恋人を把握しています。

あ、報酬も弾みます。』

「嘘じゃないね？」

『なんなら先払いでも』

「乗った」



すまんな中也さん。


チクりまーす！

此れって所謂四面楚歌→←一目惚れ程信用ならない愛ってある？←名言

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