文ストの世界がカップルまみれになったなら【文スト】

犯罪探偵 眼鏡 ページ22

るーらったったー、何て鼻唄を歌うのは、苛ついている時だったりする。



ヨコハマって都会だよね。


だって男女ペアが沢山いるのだもの。


私のやんちゃな中指はもう既に独り立ちしたよ！


周りの目が痛いな…何見てんだおらぁ。



辺りを見渡して気付いた。




あれは…！





「もっと彼氏っぽくしてぇや！」


「仕事が山積みだから無理だ」


「この仕事人間！社畜が！そんなんやからモテへんのや！」


「お前に云われたくないわ！」


「彼女に向かってお前とかどうなん？紳士失格やな。」





あの大阪弁ボブヘアーガールと眼鏡金髪長身男は…



国木田さんと文ちゃんやあらへん！？←




ていうか国木田さん彼氏であることを否定はしないんだな。


流石紳士(笑)



「兎に角、俺は此処で時間を使っている暇はないのだ、さっさと帰れ」



うわぁ国木田さん。それは遠回しに

「危ないから気を付けて帰りなさい」

という事ですな。素直じゃないなぁ〜。




「何云うてんの。国木田がしっかり仕事出来るん？出来へんのやろ〜」


「出来るわ」


「へぇーじゃあ見といても問題あらへんよな？」




文ちゃん。それはね遠回しに

「国木田が仕事してる姿見たい」

って言ってるようなもんだからね。





よっしゃ此処は一丁やってやりますか。



異能力ー『怪談』ー

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