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愛のシルシ 「あほの坂田」 ページ5

「A、ちょっときて、」

この声で彼が私を呼ぶときは、決まってオシオキ、の時。

私、何かしたっけ…
オシオキ…されるようなことをした覚えはない。

「坂田君…どうしたの…?」

「はぁ…?わからんのか?いい加減にしとけや。俺以外となんで喋ってん?」

あ…思い出した。
確か、コンビニに行ったとき、同級生のうらた君に会ったんだ。
といっても、しばらく談笑していただけで、特に何もしていない。

そういえば、彼はなんでこの事を知ってるの?
コンビニには私1人でいったはずなのに…

「何黙っとるん?悪い子にはオシオキ、やなぁ。」

ニヤニヤと底意地の悪そうな笑みを浮かべる坂田はただの悪魔だ。
ただ、そんなところも絵になる。憎たらしい。

坂田はだんだんと私と距離を縮めてくる。

ボコッドカッ

坂田は一心不乱に私を殴る。

鳩尾を殴られ、床に崩れ落ちる。

「ごめんなさい、ごめんなさい」

必死に謝って、許しを乞う。

「謝って許されると思っとんの?」

バキッグチャ

思いっきり、髪を引っ張られ、殴られたり傷をつけられたりする。

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い!!

「辞めて!!死んじゃう、死んじゃうよ!!」


「何Aの分際で偉そうな口聞いとるん?…はぁ……もうええわ。」

諦めかけているその口調に、オシオキが終わったのではないかと、期待を持つ。

だが、彼はそんなに優しくなかった。

私の首に手をおしあて、ゆっくりと首を絞める。

「あっ…や……何…して………ぐるじっ」



徐々に呼吸ができなくなってきた。
ゆっくりと遠のく、意識。
最後に見たのは、赤い、紅い血のような真っ赤な瞳と髪をもった美青年だった。







貴方がつけたこの傷も、愛のシルシなんでしょう?
バイバイ、最後まで、シルシの残る殺し方をしてくれてありがとう。
私は永遠に貴方のモノ。





リクエストくださぃぃぃ…
一生のお願いです…
駄作者が調子乗るなと自分自身からも言いたいですが、ネタが尽きそうです…

許されない恋の方程式 「センラ」→←見間違えた愛と哀 「志麻」



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はるか(プロフ) - さくさん» 更新サボっててすみませんんんんん!!なるべく更新できるように努力します…!コメントありがとうございました! (2019年5月29日 21時) (レス) id: 3cd5425b73 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2019年5月29日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - ことよろさん» 大丈夫です!リクエストありがとうございます!!! (2019年1月24日 17時) (レス) id: 3cd5425b73 (このIDを非表示/違反報告)
ことよろ - リクエストいいですか? 浦田さんで、生徒を閉じこめるする先生の話 できますか? (2019年1月24日 15時) (レス) id: f7e0ad6637 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 時雨さん» 大好きだなんて…( 〃▽〃)ありがとうございます!リクエストも承知いたしました!ありがとうございます! (2019年1月20日 23時) (レス) id: 3cd5425b73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるか | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年1月9日 19時

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